寄附活用事例

2025年8月7日

基金の支援を受けた事業 ー大阪公立大学・高専基金 海外留学奨励制度 Aー

事業の概要

本制度は、海外で実践的能力を修得する機会を拡充し、グローバル社会で活躍する人材の育成を目的として、海外の大学または研究機関へ派遣される学生に対してかかる経費の一部を助成するものです。このことを通じて、学生がグローバルに活躍できる力の醸成と更なる留学意識の向上の機会創出を図ります。なお、本制度は大学への寄附(井上俊一氏寄附金)を原資として実施します。採用者には、渡航先・期間によって定めた奨励金が支給されます。

寄附者へのメッセージ

留学レポート|大阪公立大学から海外へ留学したい方へ|留学・国際交流|大阪公立大学 (omu.ac.jp) 

須野 結子(文学部・2年 渡航先:タイ)

寄附をしていただき本当にありがとうございました。私は自分の貯金から留学費用を出す必要があったためこの寄附のおかげで参加することができました。この留学を通して得た貴重な経験は私の考え方に大きな影響を与えましたし、生涯忘れられない楽しい思い出になりました。今後の学生生活でも留学で得たことを忘れずに勉学に励まさせていただきます。

 

安達 文昭(理学部・3年 渡航先:マレーシア)

留学初日、22日間はとても長いと思っていましたが、いざ始めてみると一日一日がとても濃く、早く過ぎていきました。平日には授業中に英語で教授に質問やLocal buddyに積極的に話しかけることで英語のリスニング・スピーキング力を短期間ながらあげることができたと感じています。平日の午後にはマレーシアのモスクや寺院を訪問しました。どれも日本では見たことのないデザインで刺激的でした。またマレーシアでは少し移動するだけでも建物の様式が中華風になったりインド風になったりと移動中の景色からもこの国の多文化性を感じることができました。非常に価値のある体験でした。寄附していただきありがとうございます。

 

寺西 瑠美(現代システム科学域・1年 渡航先:イギリス)

このたびは助成金の寄附、誠にありがとうございます。現在大学1年生が終わった段階で、この1年何をしたのか振り返った時に、やはり一番の成果はこの留学だと感じています。留学を通して自分の英語力の足りなさ、逆に思っていたよりも生活していけるのだという感覚、いろいろな思いが目まぐるしく駆け巡った4週間でした。この留学を糧として、グローバルな視点や主体性を持った人間になれたらと考えております。重ねてお礼申し上げます。

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