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女性研究者支援室では、企業で働く女性社員の仕事観や、やり甲斐に触れることにより「企業で活躍すること」に対する具体的イメージを掴む機会として、企業訪問を開催しています。

今回は、江崎グリコ株式会社のご協力で、歌島本社に訪問しました。
健康経営課･人事部の方に会社の概要をご説明いただいたのち、実際にグループ内でご活躍されている女性社員４名の方に、これまでのキャリア形成や今後のキャリアプランついてご講演いただきました。参加IRISも自身の専門分野に捉われず幅広い研究科より参加し、「自身のキャリア形成の参考になる実に有意義な時間だった」との声が多く寄せられました。

　当日の様子　

女性社員の講演

Glico　山崎さま、岸本さま、堀内さま、平井さま

ダイアローグの様子

記念館見学の様子・集合写真

　アンケート結果　

　参加者の声　

• 今回は文系･理系問わず、様々な女性のキャリアについてもお話を伺えて、とても新鮮でした。前職は理系職で現職が文系職である方が、「職種は違っても、自分の人生の軸に沿っている職種･働き方であることには変わりない」とおっしゃっていたのが印象的でした。現在、就職活動中ですが、私も「これからどう生きたいか」という軸を考えて、企業や職種を選びたいと思います。（工学研究科　博士前期課程1年）

• 自分の理想の5年後、10年後のキャリアを描いている先輩方のお話を聞いて、将来の選択肢は一つではないことを改めて感じ、視野が広がったのと同時に進路に焦る気持ちが減りました。（農学研究科　博士前期課程1年）

• 女性の産休育休制度だけでなく、男性が子育て休暇を取得することが義務化されているという点に、実際に制度が機能していることを感じました。制度はあっても実際に休暇を取得することは難しいという場合もありますが、今回社員の方と直接お話できたことで、働きやすい環境であることを再確認できました。（農学研究科　博士前期課程1年）

• 私は機械系のため、今後食品関係の企業に就職活動で関わる可能性は少ないと思い、参加しました。今回参加して、様々な職種の方のお話が伺えてよかったです。特に興味深かったことは、研究職からマーケティングの業務に移られた方のお話です。研究で培ったものがマーケティングにも活かされているというお話から、研究は様々な職種に活かせると思いました。（工学研究科　博士課程後期3年）