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2022年11月30日
IRIS第12期生の希望により、IRIS 8、9期に活躍されたOGの吉田春香さん(積水化学工業株式会社)をロールモデルとしてお招きし、交流会を開催いたしました。吉田さんは9期生の時にはリーダーとしてIRISを牽引され、現在は企業の開発職に従事されています。女性がまだまだ少ない工学分野で、院生時代にどのように過ごされていたのか、就職活動ではどんな風に物事をみて判断されていらっしゃったのか、またIRISの活動がどのような糧となっているのか、今後のキャリアプランはどのように描いていらっしゃるのかなど、IRISの疑問にも快くお応えいただき、現役院生であるIRIS第12期生たちにとって、刺激的で有意義な時間を過ごしました。
1. 開会の挨拶2. 講演 「リケジョ→企業研究者→?」 質疑応答3. IRIS第12期生へのメッセージ4. 閉会
IRIS第8~9期生
IRIS時代の吉田さんのご活躍はこちらをご覧ください。
Q1. 学生生活で、やっておくべきことはありますか?
A. 本分の学業をしっかりしたうえで、好きなことをしたらいいと思います。 やっておくべき、みたいなものは特に浮かびません。 しいて言うなら、1人暮らしをしたことがない人は、就職していきなり1人暮らし+仕事始めでしんどいので、家事はできるように なっておいた方が良いと思います。 あともうひとつ、大学で利用できるもの(TOEICの講義など)は利用した方がお得です。社会人になってからでは余裕がないのと、圧 倒的にお金がかかります。
Q2. 就職活動中と後で、キャリアの考え方に違いはありますか?
A. 学生時代は理系メーカーに就職する=研究で生きていく、という選択になると思っていました。 会社に入ってからは、理系メーカーだろうと研究以外の役割(品質保証、技術営業、出世して組織をまわす立場になる、稀ですが総 務や経理に異動する)も多くあり、想像していたより単純ではありませんでした。
Q3. 研究職以外の職種で迷ったことはあるかお聞きしたいです。
A. 研究職以外の職種も、本気で考えていましたし、知財職(理系メーカーの特許の部署)は受けていました。 公務員系(独立情勢法人系)のも受けようとしていました。が、正直メーカー就活が早く終わりすぎて気力が持たなかったのと、研究 職就職→公務員系に転職はできても逆は無理だと考え、研究職で就職しました。
Q4. 企業の研究職と大学の研究内容との違いについて伺いたいです。
A. 収益を出せる目途がついているかの違いだと思います。大学研究と企業研究、どちらも未来にとって重要です。
IRIS-OGの方をお招きして、直にお話をお聞きできるのが初めての機会となりました。就活やキャリアパスについての率直なお考えを知ることができ、とても励みになりました。また、IRIS時代のエピソードも伺うことでき、とても楽しかったです。貴重な機会をありがとうございました。企画段階では、他のIRISメンバーが企画のアイデア出しや資料作りを積極的にしてくれたため、充実した交流会になったかと思います。
廣畑 美緒(工学研究科 博士前期課程2年)
実際にIRISで活動されていた方からIRISの活動を通じて学んだことやIRISの良さを学ぶことができ、IRIS活動へのモチベーションがさらに上がりました!同じ学科出身の方だったこともあり、他の交流会以上に親しみやすく40分があっという間に過ぎてしまいました。お忙しいところ、お時間を作って下さりありがとうございました。
淺田 統子(工学研究科 博士前期課程1年)
10月25日に実施された企業訪問とはまた違った視点で、お話を聞くことができ、貴重な時間となりました。IRISを通して得られたことや就活の軸などについても、お聞きすることができ、教えていただいたことを今後に活かしていきたいと思います。お忙しい中、お時間を作っていただき本当にありがとうございました。
山本 彩果(工学研究科 博士前期課程1年)
就活真っ最中なのですが、ありのままを話してくださったことで、将来のイメージを持ちやすく、とてもありがたかったです。日々就活で悩むことも多いですが、もうひと踏ん張りできる後押しとなる機会になりました。貴重なお時間を頂き非常に感謝しています。
脇田 利奈(農学研究科 博士前期課程1年)
井上 結(工学研究科 博士前期課程1年)
西田 江利(農学研究科 博士前期課程1年)
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