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2025年12月8日
11月28日(金)に「2025年度 大阪公立大学 女性研究者表彰制度 [岡村賞] 表彰式・記念講演会」を開催しました。 ▷岡村賞とは本年度は、6名の優秀な女性研究者が[岡村賞]を受賞し、櫻木学長より賞状と副賞が授与されました。また、寄附者である大阪市万博推進局理事(2025年日本国際博覧会協会派遣)の折原 真子 様にもご出席いただき、祝辞をいただきました。記念講演会では、受賞者が研究内容やジェンダー平等についての活動を発表し、質疑応答も行いました。
場 所
プログラム
14:30~ 開会の挨拶 [森澤 和子 支援室長]14:35~ 表彰式14:50~ 学長祝辞 [櫻木 弘之学長](学長 祝辞はこちらよりご覧いただけます)14:55~ 来賓祝辞 [大阪市万博推進局理事 折原 真子 様]15:00~ 受賞者による記念講演16:05~ 閉会の挨拶 [鍋島 美奈子 センター長] (記念撮影)
受 賞 者
【特別賞】 中澤 昌美(農学研究科 講師)【奨励賞】 湊(猪川) 聡美(医学研究科 特任助教)【大学院生奨励賞】 井上 喜来々(理学研究科 博士後期課程3年) 溝口 史華(理学研究科 博士後期課程3年) 畑中 由香里(医学研究科 博士課程4年) 神山 典子(現代システム科学研究科 博士後期課程3年)
参 加 者
共 催
大阪公立大学教育後援会女性研究者支援室
【特別賞】 中澤 昌美(農学研究科 講師)
このたびは、岡村賞特別賞という大変栄誉ある賞を頂戴し、大変光栄に存じます。私の歩みを支えてくださった全ての皆様に感謝申し上げます。女性研究者支援室の研究支援員制度も長年利用させて頂いており、子育て中でも自ら研究できる原動力となっております。ご支援ありがとうございます。私は出身研究室で教員となり、現在に至っています。その中で、自分には科学者としての経験も覚悟も圧倒的に足りていない、という事実を認識できたのは、外部の研究プロジェクトに参画して多くの優秀な熱い研究者仲間を得たおかげでした。これをきっかけに、背伸びしながら、国内外を問わず、出会いと縁を起点として自分の枠を広げようともがいてきました。今回の受賞を励みに、今後さらに研究・教育に邁進するとともに、次世代の学びをサポートすることにも貢献していきたいです。
【奨励賞】 湊(猪川) 聡美(医学研究科 特任助教)
このたびは、岡村賞奨励賞という栄誉ある賞を頂戴し、誠に光栄に存じます。若手研究者として研究を続けてこられたのは、学生時代から今日に至るまで温かくご指導くださった多くの先生方、そして所属研究室の皆様や家族の支えがあってこそだと感じております。乳幼児の育児を通じて、限られた時間の中で研究を継続する難しさを実感する日々ですが、周囲の理解と励ましに支えられながら歩んでまいりました。今後は、研究生活を通して得た経験を教育にも還元し、次世代の研究者の育成や、誰もが研究を続けられる環境づくりに貢献してまいります。
【大学院生奨励賞】 井上 喜来々(理学研究科 博士後期課程3年)
このたびは、このような素晴らしい賞を賜り、誠に光栄に存じます。これまで研究への姿勢や探究することの喜びを教えてくださった指導教員の先生方、ならびに日々支えてくださる研究室の皆さまに、心より御礼申し上げます。現在の「女性研究者も活躍できる」環境は、多くの先輩方の尽力によって築かれてきたものであり、その恵まれた環境で学べていることに深く感謝しています。一方で、博士課程進学の経済的負担や、結婚・育児などのライフプランによって研究継続を諦めてしまう方も身近におり、女性研究者支援の重要性を強く実感しています。今回の受賞を励みに、研究に真摯に取り組むとともに、次世代の研究者を支えられる立場へと成長したいと考えております。女子学生や若手研究者が安心してキャリアを築ける環境づくりにも、微力ながら貢献していく所存です。この度は誠にありがとうございました。
【大学院生奨励賞】 溝口 史華(理学研究科 博士後期課程3年)
この度は栄誉ある賞をいただき、誠に光栄に存じます。これまで私を指導いただいている先生方や様々な機会を与えてくださった方々に心から感謝申し上げます。皆様のおかげで、これまでの研究成果を達成することができました。今後も、研究に真摯に取り組み、女性が自信を持って活躍できる社会の実現に向けて積極的に活動してまいります。
【大学院生奨励賞】 畑中 由香里(医学研究科 博士課程4年)
この度は、岡村賞大学院生奨励賞を賜り、誠にありがとうございます。これまでの研究は、指導してくださった先生方、研究を支えてくださった方々、そして日々励ましてくれた家族や友人のお力添えがあってこそ成し得たものです。皆さまに心より感謝申し上げます。今後も研究に真摯に向き合うとともに、次世代の女性研究者が自分らしく挑戦できる環境づくりにも、微力ながら努めてまいります。
【大学院生奨励賞】 神山 典子(現代システム科学研究科 博士後期課程3年)
今回は、このような栄誉ある賞を賜り、誠に光栄に存じます。本受賞は、指導教員の先生をはじめ、ゼミの仲間や家族など、さまざまな場で私を支えてくださった多くの方々のおかげです。心より感謝申し上げます。 研究以外にもさまざまな役割を担う中で、思うように研究を進められないもどかしさや、すべてのことが中途半端になっているのではないかというジレンマを感じることもありましたが、今回の受賞は大変大きな励みとなりました。今後は、ジェンダー平等に寄与できる研究をさらに深め、社会に貢献できる女性研究者として邁進してまいります。
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