Research Topics

2022年10月25日

~メスバウアー分光法によるに新たな発見~ 単斜輝石の鉄イオンのメスバウアーピーク比は鉄の量ではなくカルシウムの量に依存!

大阪公立大学大学院 理学研究科の篠田 圭司教授らの研究グループは、カルシウムを豊富に含む輝石の一種、単斜輝石の鉄イオンの状態を、薄片結晶を使ったメスバウアー分光法を用いて調べました。研究の結果、カルシウム含有量が50%程度の単斜輝石の結晶においては、M1席というポジションにある鉄イオンのメスバウアーピーク比を決めるテンソル値(3×3の行列で表される物性値)が、鉄の含有量とは無関係に一定で、カルシウム固溶量によって変化することが明らかになりました。

詳しくはこちらをご覧ください。