商学部・大学院経営学研究科について

教育組織の概要

img_mv@2x.jpg学部教育を担う商学部と、大学院教育を担う大学院経営学研究科によって構成されています。商学部には2つの学科、大学院経営学研究科には2つの専攻があります。

※以下の学生数は、2026年5月1日現在でそれぞれ全学年合計

商学部(学生数約1,140人)

 ●商学科

 ●公共経営学科

大学院経営学研究科(学生数約140人)

 ●グローバルビジネス専攻

  ・一般研究コース

  ・アジア・ビジネス研究プログラム

  ・CSV経営研究プログラム

 ●都市経営専攻

特色

大阪公立大学商学部・大学院経営学研究の淵源は古く、1880年(明治13年)に開設された私立大阪商業講習所にたどりつきます。長年のあいだ、わが国の商学・経営学・会計学分野の研究・教育をリードしてきました。

商学部の教育

「考える実学」

商学部の基礎となっているのは“考える実学”教育です。商学部では、理論を理論のためだけのものとするのではなく、理論を現実の中に応用し、よりよい社会をつくるために役立てていくことを大切にしています。商学部では、日本の企業活動や経済の在り方を理解、分析する力を養い、社会の第一線で活躍する人材を育成します。

少人数教育

3・4年生の「専門ゼミナール」では、少人数で専門的かつ実践的な学びを実現しています。学術的な研究のほか、企業の経営課題についての提案プロジェクトやフィールドワークを実施しているゼミもあり、充実した活動が商学部のゼミの特徴です。

他にも、少人数でのグループワークを中心とした「キャリアデザイン演習」と「プロジェクト・ゼミナール」を実施しています。学生がビジネスの現場にり込み、現場が抱える課題に疑似的に向き合うことができる授業であり、「自ら問題や課題を発見し、解決する」能力を高めることを狙いとしています。

豊富な国際交流プログラム
大阪公立大学では、さまざまな国際交流プログラムを通じて、幅広い体験を行うことができますが、商学部独自に協定を結び、交流を行っているプログラムも数多くあります。フランスのル・アーヴル ノルマンディー大学との交換留学制度、オーストラリアのメルボルン大学認定のホーソン語学学校での高度な英語研修や、メルボルン大学学生とのペアリングプロジェクト、中国の東北財経大学や上海対外経貿大学と学
生交流、タイのタマサート大学学生との共創発展方策研究プロジェクトがあります。欧米地域の大学との教育・研究交流の機会についても拡充していく予定です。

三商大ゼミ討論会
三商大と呼ばれる大阪公立大学(旧大阪商科大学)、一橋大学(旧東京商科大学)、神戸大学(旧神戸商業大学)において、ゼミ対抗の討論会「三大学学生研究討論会(通称:三商大ゼミ)」を毎年開催しています。三商大ゼミ討論会は1951年から開始され、70年以上にわたって続けられている歴史ある行事です。3年生の専門ゼミナールにおいて数ヵ月間の準備を経て討論会に臨み、対戦相手のゼミと白熱した討論を行います。こうした他大学の学生との切磋琢磨の機会を通じて、充実した学業と成長の機会をえることができます。

学部・大学院5年教育プログラム

学部の卒業年次に大学院の授業科目を履修し、大学院進学後に、入学前の既修得単位の認定で大学院入学後に履修した大学院の授業科目として認定する制度です。 

また、大学院学則による優れた業績を上げた者の在学期間の短縮を組み合わせることにより、学部と大学院博士前期課程をあわせて5年(学部4年+大学院博士前期課程1年)で修了することができます。 

※本プログラムの適用を受けるためには、一定の条件があります。

大学院経営学研究科の教育

グローバルビジネス専攻

・一般研究コース

経営学・商学・会計学に関する専門知識と研究能力を備え、次世代の学界をリードする研究者および、課題発見能力・政策提言能力・変革マインドを兼ね備え、経済界や公共部門・地域を支える高度職業人を育成します。

一般研究コースでは各学生それぞれが研究を行い、質の高い修士論文や博士論文を完成させることを目指しますが、研究指導を複数の教員で行う体制を設けており、充実した環境のもとで研究を進めることができます。

・アジア・ビジネス研究プログラム

今日、日本企業による他のアジア企業との連携や、他のアジアの国々や地域とのビジネスや観光等を通じた人的交流の促進が、ますます必要となっています。本研究プログラムでは、アジアと日本との経済的連携を強めるための人材育成を促進し、アジア・ビジネスの歴史と現状を分析し、先進的事例と実践的な課題を研究します。

・CSV経営研究プログラム

CSV経営研究プログラムは、令和5年に文部科学省の人文・社会科学系ネットワーク型大学院構築事業の採択を受け発足しました。本プログラムには、多くの社会人大学院生が在籍しています。

近年、社会経済活動の機能的価値(経済的価値)から意味的価値(社会的価値)へのシフトしつつある状況の中で、特に、日本企業のマネジメント層において、修士号及び博士号の学位取得者が不足しており、高い付加価値をもたらす人文科学・社会科学系高度人材の育成が求められています。こうした社会的要請に応えるべく、経営学研究科では2025年4月からCSV経営研究プログラムを設置し、高度なアカデミック・リテラシーを有し、意味的価値(社会的価値)を創出できる組織のマネジメント層を担う修士号取得者の育成に取り組んでいます。

都市経営専攻

都市経営専攻は、都市を支える機関で、主に都市経営の現場で実務にあたる社会人を対象にした大学院です。

都市経営の現場では、深刻な問題群(都市インフラの老朽化や対人社会サービスの不足、自治体職員の減少、地縁組織や家族の扶助機能の低下、中小企業の人手不足や事業継承の問題等)が生じています。 

都市経営専攻では、都市経営(都市政策・地域経済、医療・福祉、都市行政、都市ビジネスなど)に関する専門的知見を活用した新たな視角から課題を発見・解決するための複眼的思考や、共同実践を可能にする能力を涵養するために、経営学、経済学、政策学、法学、行政学、社会学、倫理学等の学際的な教育・研究体制をとっています。また、博士前期課程と博士後期課程を設置し、体系的・段階的な教育を提供することができます。