商学科

「商学科」は主に何を学ぶのか?

経済を構成する最小単位であり、社会における財・サービス生産の担い手である「企業」。商学科では特に「企業」の活動を通して、「生きた経済」を学びます。常に見据えているのは「現実」ですが、「理論と実務の統合」を学風とする本学部では、理論や歴史も大切にしています。
商学とは、商品やサービスが企業から消費者に届くまで、そのビジネスの流れについて、さまざまな角度から研究する学問です。「ビジネスの流れ」と一括りにしましたが、その中には流通などの物の流れや、会計や財務といったお金の流れなども含まれます。例えば、「流通」に焦点を当ててみると、商品が消費者に届くまでにはメーカーや小売店などを経ていきます。そこでは、それぞれの取引方法があり、宣伝方法があり、モノを売るための戦略=マーケティングがあります。また、「会計」や「財務」は企業の活動状況が分かる記録です。個々の消費者がもたらす膨大なデータを活用する新時代の「ITビジネス」。商品・情報・サービスの効率的な流れを管理する「ロジスティクス」・・・と枚挙に暇がありませんが、様々な「ヒト、モノ、カネ、情報」と様々な角度から企業活動を分析していきます。商学の学問領域では、そのようにビジネスの流れにあるそれぞれの分野に焦点を当てていきます。企業と消費者のつながりを中心に、社会の仕組みを広く理解し、企業活動のあり方やビジネスの生み出し方について深く学べるのが商学科です。
海外も視野に入れた幅広い学びを通じて、おもに企業のマネジメントで活躍し、社会の持続可能な発展に貢献する人材を育成する。

商学科の授業紹介

経営系

「経営統計論」(担当:髙田 輝子)

統計的データ解析は、与えられたデータの背後にある事柄の規則性あるいは傾向を発見しようとするものであり、企業経営、景気判断、政策判断といった様々な問題における意思決定の上で不可欠なものとなっています。現在ではコンピュータや統計ソフトの普及により、かなり高度な統計分析も簡単に行えるようになりましたが、分析結果が何を意味するかを判断し、実際の問題解決に役立てる為には、統計学の基本的な概念を学ぶ必要があります。 本講義の目標は、統計学の基本的な概念を理解し、実際のデータを用いて経済・経営の基礎的分析を行えるようになることです。データの統計的性質や抽象的統計概念は、視覚的な説明により直感的理解をサポートします。

「経営統計論」(担当:髙田 輝子)

 

その他の授業

  • 経営管理論(吉村)
  • 人的資源管理論(西澤/市村)
  • 経営戦略論(林)
  • 現代生産システム論(坂本)
  • 事業戦略論(小沢)
  • 企業戦略論(今井)

 

  • 経営史(中瀬)
  • 経営財務論(陳)
  • 経営組織論(王
  • マーケティング管理論(小林)
  • 組織行動論(上野山)
  • オペレーションズ・マネジメント(髙木)

 

 

国際ビジネス系

「国際金融論」(担当:神野 光指郎)

国際金融システムにおける非対称性が世界経済に与える影響を考察するための論点を提示します。従来の貨幣に注目するアプローチとは違い、金融機関の活動に注目することで、国際金融システム(国際通貨体制)の働きについての理解を深めます。

「国際金融論」(担当:神野 光指郎)

 

その他の授業

  • 国際経営論(石井)
  • 国際資本市場論(王
  • 国際立地論(鈴木)

 

  • 通商政策論(高橋)
  • 比較企業論(李/西尾)

 

 

産業系

「技術論」(担当:田口 直樹)

技術論という学問は、諸産業の生産技術に着目し当該産業の競争優位、技術力、技術的課題・問題点等を明らかにしていくことを主な内容としている。天然資源の乏しい日本は技術立国として国際社会における地位を築いている。グローバル競争が激化している今日においても、如何に技術立国として社会を展望するかということが将来的にも課題である。この授業では、日本の機械工業・製造業に着目して、その産業競争力を産業技術関連から明らかにし、今後のグローバル時代における日本の産業の課題について明らかにしていく。

「技術論」(担当:田口 直樹)

 

その他の授業

  • 日本産業論(清田)
  • 産業史(牧)
  • 産業統計論(藤井)

 

  • 環境論(除本)
  • 比較産業論(翟)

 

 

金融・流通系

「証券市場論」(担当:宮川 壽夫)

証券市場のワンダーランドへようこそ!企業が事業を行うためにまず必要なのはおカネです。おカネは株主が資本として出資するか、債権者が負債として融資するか、そのいずれかしかありません。そして、そのいずれもが証券市場というワンダーランドを通じて調達されます。したがって証券市場の知識がなければ企業の経営は成り立ちません。本講義は金融制度を学ぶ講義ではありません。企業はどのようにして資金を調達するのか、株主と債権者はどのようにして命の次に大事なおカネを企業に出資するのか、そんなワンダーランドの謎を株式と債券の価値という観点から解き明かします。経営者が証券市場を活用して企業の成長を目指すために必要な知識、証券市場における価値の形成、出資者にとってのリスクとリターン、資金調達方法等をコーポレートファイナンス理論に基づいて検討します。

「証券市場論」(担当:宮川 壽夫)

 

その他の授業

  • 金融機関論(北野)
  • 商業論(二宮)

 

  • 流通システム論(中山)
  • 消費者行動論(圓丸)

 

 

会計系

「財務会計論」(担当:浅野 信博)

会計学には、大きくわけて、財務会計分野と管理会計分野が存在する。財務会計はわが国の会計制度を学ぶ制度会計を包含するが、本講義では制度会計の枠組みを超えて、特にコーポレートガバナンスの観点から財務会計について理論的な観点から学ぶことを目的とする。

「財務会計論」(担当:浅野 信博)

 

その他の授業

  • 経営分析論(向山)
  • 企業評価論(石川)
  • 原価計算論(卜)
  • 管理会計論(新井

 

  • 国際会計論(小形)
  • 会計監査論(大枝・神前・山添)
  • 管理会計システム論(松本)