お知らせ

2023年4月10日

  • 研究

北野准教授の著書『イギリスにおける銀行業と自己資本の展開 自己資本比率規制に対する歴史的検証』が出版

経営学研究科の北野 友士准教授の著書『イギリスにおける銀行業と自己資本の展開 自己資本比率規制に対する歴史的検証』が、文眞堂より出版されました。

 

本書では、イギリスにおける銀行業の発展と自己資本の位置づけとの歴史的な展開を考察し、現代の銀行業と自己資本比率規制との関係を検証しています。

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北野先生のコメント

本書は著者が本学大学院経営学研究科の大学院生のころから取り組んできた、銀行の自己資本比率規制に関する研究をまとめたものです。

 

本書の大きな特徴は、銀行業の歴史的な展開のなかで、銀行の自己資本がどのような役割を負ってきたかという点からとらえ直して、自己資本比率規制の導入・展開を検証しているところにあります。

 

預金業務、貸出業務、為替業務という三大業務だけを切り取って、銀行が何百年も前から同じことをやっている旧態依然とした業種ととらえられてしまうこともありますが、自己資本の役割に着目すると銀行業の本質が大きく変わっていることがよくわかります。

 

なお著者が銀行業の本質と自己資本との関係を考えるうえでは最も役に立ったのは、大阪市立大学の大先輩にあたる木村和三郎先生の『銀行簿記論』(1935年)でした。

銀行業の歴史とともに、本学の歴史も感じながらお読みいただければ幸いです。

 

書籍情報

https://www.bunshin-do.co.jp/catalogue/book5210.html