第7回世界頭蓋底外科学会連盟国際会議開催報告
第7回世界頭蓋底外科学会連盟国際会議開催報告
4K画像転送による解剖の実況中継や活発な討論など成功裏に閉会

2016年6月15日から17日の3日間にわたり大阪国際会議場で第7回世界頭蓋底外科学会連盟国際会議
7th International Congress of World Federation of Skull Base Societies (WFSBS)を開催させていただきました。WFSBSは1992年ドイツでの初回開催以後4年に1度世界各地で開催され、今回アジア地域で初の開催となりました。
会のテーマは、”Creation and Collaboration for the Future”とし、発展途上国を含めた若手医師の教育活動も積極的に行いました。おかげさまで世界45カ国から計760名の頭蓋底疾患に関わる世界の権威を含めた多分野の先生方にご参加いただき、学術的にも大変意義深い会となりました。
6月14日にはプレコングレスとして大学の解剖室および大講義室の間で相互連絡が取れるシステムのもとに、講演と4K画像転送による解剖の実況中継を行い、国内外の参加者約100人の間で活発な討論を行うことができました。
今回はWFSBSとともに第28回日本頭蓋底外科学会および第10回世界髄膜腫学会も同時開催となり大変な活況を呈しました。皆様方の多大なるご尽力、ご協力を賜りまして誠に有難うございました。
会長を務めた大畑教授による開会の挨拶


国際的権威のSamii先生によるご講演

会場内の様子

会長招宴での記念撮影

プレコングレスでの記念撮影(大阪市立大学医学部)
