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「資源工学」は、「鉱物資源の利用プロセス」、「生物資源の利用プロセス」、「廃棄物からの有価物の回収・利用プロセス」、「水資源の利用・再生プロセス」などを対象とした学問分野です。また、これらの資源の利用に伴う「環境保全プロセス」も資源工学の守備範囲です。本研究グループでは、ものづくり・プロセス解析・計算科学を柱とした資源工学で、資源の有効利用の実現に向けてさまざまな研究に取り組んでいます。
ものづくり・プロセス解析・計算科学を駆使して資源の有効利用を実現
物質は無機・有機やその状態・形態、利用履歴などによらず、すべて有用な資源であり、限りある資源を有効に活用することは持続的な物質生産のためには必要不可欠です。現在でも資源の多くは天然由来で利用されていますが、将来の枯渇や偏在に伴う価格高騰などのリスク、環境保全を考慮すると、廃棄物からの回収利用も含め、効率的に活用しなければなりません。安定かつ継続的な物質生産を行うためには、入手が容易な元素をベースとすることが有効です。本研究グループでは、地球上に広く分布して存在している、鉄、ケイ素、アルミニウム、炭素に着目し、これらを基軸として高機能・高性能ナノ材料を合成するための、大規模生産への展開が可能な、低コストで簡便なグリーンプロセスの開発に取り組んでいます。
合成材料の例
さらに本研究グループでは、非加熱でも機械的なエネルギーによって化学反応を進行させられるメカノケミカルプロセスに注目し、さまざまな機能性ナノ粒子の低環境負荷合成に取り組んでいます。
遊星ボールミルを用いた機能性材料のメカノケミカル合成
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