研究室の魅力
誰も解くことのできなかった、製造上の問題を解決に導く、製造革新を起こすことを目指します。
そのために、多くの企業と共同研究を行うことで、研究をサポートしています。
研究室で開発された「理想化陽解法FEM」という超高速解析手法は、世界でもトップクラスの計算性能・計算速度を有しており、
現在は、約30社の大手企業の方々に使われている解析技術です。
主な研究内容
モノづくり問題や構造問題を解くために必要な、シミュレーションツールの開発を行っています。
船の製造に欠かせない、ガスバーナーを用いた板曲げ加工技術がありますが、
柴原研究室ではロボットを駆使しつつAIを用いて、任意の形状を自動的に作成するような技術にまで性能を高めています。
この方法は、船の製造方法を画期的に変える可能性があると考えています。
我々はこの技術をさらに発展させ、どのような曲がった板でも、真っ直ぐに戻す技術、いわゆる”ひずみ取り”技術にまで応用させ、
学生たちと共に国際特許を申請しつつ企業の方と実用化に向けて取り組んでいるところです。
溶接により生じる物体内部の力を考慮した高精度な破壊解析、あるいは船が折れるかどうかの座屈解析なども行っております。