在学生の声(リダイレクト)

白熱した自主ゼミでの議論 山中 敦統(数学科1年)

私は専門的な数学を勉強するため、数学科に進学しました。入学後すぐに学生間で講義とは異なる勉強会(自主ゼミ)を行うことになりました。数学科の先生に自主ゼミについて相談したところ、自主ゼミ用の教室を貸していただけることになりました。この教室の近くでは、上回生や大学院生が研究しているので、気軽に質問できる素晴らしい環境です。大学数学は高校数学に比べて抽象的な内容が多く、自主ゼミでは今まで当たり前のものとしてきた「0」の概念そのものを見つめ直すことからスタートしました。今では、さまざまな定理や命題に対して、自主ゼミの参加者の間で、白熱した議論を行っています!一方、数学科の授業では、特に、集合論の抽象度が高く、かなりは苦戦しました。しかし、何度も試行と思考を繰り返すことによって問題を解くことができ、疑問が解消されたときの感動は忘れられません。今後は、このような環境に身を置き、より高度な専門性を身に付け、数学の一分野を最前線で研究できるよう努めていきます。