Coexist with the ocean as an engineer.
―― エンジニアとして海と共に生きる。

地球は水の惑星であり、 人類はその誕生以来、水の源である海洋から豊かな恵みを受けてきた。
その資源を持続的に有効活用するためには、海という自然と共生し、調和していかなければならない。
人類が発展させてきた工学技術の上に成り立つ人間活動を、海という自然とどう共生・調和させていくか。

いつまでも海と共に人類が生きられる未来をつくろう。
共に思考し、挑戦しよう。

研究分野を見える化

FEATURES

日本有数の船舶海洋工学が学べる

世界でも経済大国としてのポジションを持つ日本ですが、そんな日本の貿易の99.6%* を支えているのは、船です。

しかし、重要な役割の船舶工学系の教育コースのある大学は、全国に8つ* しかありません。
その中の1つが、ここ大阪府立大学工学域海洋システム工学課程です。
船舶工学に加えて、海洋工学や海中・海底工学、海洋環境工学の教育が充実していることも大きな特徴です。

*日本船舶海洋工学会調べ(2019年)

生きた知識が得られる課外活動などの学生参加型授業が豊富

新入生歓迎学外合宿

新しく海洋システム工学課程に配属した学生に課程のことをよく理解してもらうために,配属後すぐの4月に教員全員と多くの上級生が参加する合宿を行っています。合宿を通して教員と学生、学生間の親睦を深めます。

乗船実習

神戸大学海事科学部の練習船で船舶運行の実際を体験します。普通のクルーズとは違い、ブリッジや機関室を見学することができ、毎年3年生の学生が参加しています。

海洋環境計測

海洋システム工学課程では、多くの学生、教員が参加して大阪湾などの閉鎖性海域での環境計測を継続して行っています。このフィールドワークを通して沿岸域環境の現状を知り、環境保全に対する高い意識を養います。

卒業研究発表会

4年生が1年をかけてやり遂げた卒業研究成果の発表会を行っています、全教員と下級生を含めた多くの学生が参加する発表会では、論理をわかりやすく説明することが求められます。この発表会を通して、高いプレゼンテーション能力が養われます

教員と学生との距離が近い

海洋システム工学課程のユニークなところは、教員と学生がとても親しいところです。
チューター制度といって、海洋システム工学課程に配属した学生にはひとりひとり、教員が履修などの相談に当たっています。
さらに通常の授業カリキュラムに加えてさまざまな学生参加型の活動をおこなっています。

これらの当課程の活動を通し、教員と学生がともに学び、ともに喜びを分かち合います。