受験生の方へ

海洋システム工学科は、日本でも数少ない、「船舶」、「海洋」をメインに扱う”総合工学”の学科です。船に限らず、工学・海洋に関する幅広いことを学ぶフィールドが皆さんを待っています。皆さんとお会いできることを楽しみにしています。詳しくは、大阪公立大学公式ページをご覧ください。

入試情報

【2023年度】総合型選抜情報はこちら

出願:2022年9月5日~2022年9月9日

一般選抜前期日程の出願方法について

一般選抜前期日程では、出願時に以下の学科の中から第3希望まで選択できます。

  • 航空宇宙工学科
  • 海洋システム工学科
  • 機械工学科
  • 建築学科
  • 都市学科
  • 電子物理工学科
  • 情報工学科
  • 電気電子システム工学科
  • 応用科学科
  • 化学工学科
  • マテリアル工学科
  • 化学バイオ工学科

一般選抜公立大学中期日程の出願方法について

一般選抜公立大学中期日程では、出願時に第3希望まで選択できますが、各学科が<第1類><第2類><第3類>のいずれかのグループに属し、第2、第3志望は第1志望と同じグループの学科からのみ選択できます。(学生募集要項に記載)

<第1類>:航空宇宙工学科、海洋システム工学科、機械工学科、建築学科、都市学科
<第2類>:電子物理工学科、情報工学科、電気電子システム工学科
<第3類>:応用化学科、化学工学科、マテリアル工学科、化学バイオ工学科

総合型選抜とは?

総合型選抜においては、高等学校で履修する科目に関して高い基礎学力を有しているとともに、海洋に関連する工学に興味をもち、大学で学んだ学問を社会で生かしていく意欲と強いリーダーシップをもつ学生を求めています。

実験の様子

図: 実験の様子

入試から卒業まで

  1. 入試「一般入試、 総合型選抜の2つの方式があります。 」

    海についての課題発見のための知識と課題の解決に取り組む意欲を併せ持ち、 様々な立場の人間同士でチームを作り、 働くことへの強い関心と意志のある方を積極的に受け入れています。

  2. 大学入学

    海洋システム工学課程では、 海洋にかかわるあらゆる自然 ・ 人工システムを教育 ・ 研究の対象としています。
    そのため、 船舶に固有の学問に加え、 海洋の技術開発に積極的に対応できる教育 ・ 研究をおこないます。

  3. 1回生「プロフェッショナルのスタートライン」

    まず、 工学の基礎学問として力学、 数学、 流体力学、 材料 ・ 構造力学を学びます。

  4. 2~3回生「海を学術的 ・ 専門的に学ぶ」

    ●自然システム ・ 環境系学問として、 主に、 以下の学問を学び、 どのような工学にも共通する環境システムに関する考え方を修得します。
    システム工学 ・ 海洋環境学 ・ 海洋物理工学 ・ 海洋生態工学 ・ 海洋計測 ・ 海洋システム計画学
    ●海洋利用システムを専門的に学んだエンジニアになるために、 主に、 以下の学問が用意されています。
    海洋輸送工学 ・ 海洋資源工学 ・ 海洋空間利用工学

  5. 4回生「学びの集大成を表現」

    1年丸々を研究に費やします。 属する研究室によって研究内容が大きく変わりますが、 3回生までの学びをアウトプットしていただきます。

  6. 大学院「90%が進学。 人類未踏の海に関する科学を切り拓く」

    主に、以下の分野を研究します。
    ・ 豊かで美しい海を守り続けるための技術
    ・ 広大な海洋空間での安全で効率の高い海洋輸送システム
    ・ 豊富なエネルギーおよび資源等を持続的かつ発展的に利用するシステム

就職状況(進路)

大阪府立大学の海洋システム工学科の卒業生達は、どんな進路を選んでいるのでしょうか?
海洋に関することを専攻しているから、「造船会社」などをイメージする人が多いのではないでしょうか?

実は、皆さんの想像している以上に様々な進路を選んで、その後も活躍している卒業生が多いのです。右図をご覧ください。海洋システム工学科を卒業した学生のうち、約32%が就職し、約68%が博士前期課程(大学院)に進学しています。進学を選んだ卒業生は、本校(同分野)が65%、本校(他分野)が1%、他校が2%という結果が出ています。就職率はほぼ100%!就職先がないと困ることはまずありません。就職先も幅広い業種にまたがっており、卒業後の進路はあなた次第です。

学部卒業生の進路 就職先

:学部卒業生の進路 :就職先

■海洋システム工業科卒業生の主な就職先 (2021年卒)
【海洋分野】
日立造船㈱ 5%、NK 4%、今治造船㈱3%、ジャパンマリンユナイテッド 3.5%、川崎重工業㈱ 5%、三井造船㈱ 4%、その他 6.5%

【機械分野】
トヨタ自動車㈱ 4%、三菱重工業㈱ 2%、日産自動車㈱ 1%、その他 15%

【建築分野】
新日鉄住金エンジニアリング㈱ 2%、その他 5%

【電気・電子分野】
ダイキン工業㈱ 2%、その他 4%

【その他分野】
その他 33%(㈱毎日放送、野村証券㈱、三井住友銀行、東レ㈱など)