航空宇宙海洋系専攻 海洋システム工学分野

 

教育目的

航空宇宙海洋系専攻(博士前期課程)では、航空宇宙工学分野及び海洋システム工学分野の基盤的技術の有機的な連携により、航空機・宇宙機、並びに船舶や海中航行体など、人類のフロンティアにおける様々なシステムについての先端的総合工学分野の専門性を身に付け、人類の持続可能な発展と地球環境の保全との調和を目指し、未来を担う技術者・研究者として活躍できる人材を養成することを目的とする。

研究グループの構成と教員

中百舌鳥キャンパス

研究グループ 職名 氏名 主たる研究内容等
1.海洋システム計画学 教授 有馬 正和 海洋システム計画学、ヒューマン・ファクター、海中ロボット工学、海洋政策研究
准教授 新井 励 海洋環境計測、海洋音響工学、海洋光学、計測工学
2.海洋輸送工学 教授 片山 徹 船舶工学、高速艇工学、海洋工学、浮体運動学、復原性、操縦性、推進性能、耐航性能、水槽試験
准教授 生島 一樹 構造工学、船体構造解析、非線形有限要素解析、大規模数値計算、並列計算
3.海洋空間利用工学 教授 中谷 直樹 海域環境モニタリング、海洋環境計測、海洋生態系工学、生態系モデル、海洋資源工学
准教授 柴原 正和 溶接力学、FEMによる熱弾塑性解析、画像計測、船舶海洋構造力学、大規模構造解析
助教 韓 佳琳 システム制御工学、サスペンションボートの設計開発、船舶の自動運航システム、海底ロボット
4.海洋資源工学 教授 橋本 博公 海底資源工学、数値流体力学、自律運航船、自律型潜水機、制御工学、マルチフィジックス、模型試験、実海域試験
准教授 二瓶 泰範 海洋構造物に働く流体力、渦励振問題、ヨットの設計開発、浮体式洋上風力発電
5.海洋環境工学 教授 馬場 信弘 海洋環境学、海洋流体力学、マリンエコシステム、海洋循環
准教授 坪郷 尚 造波抵抗、海洋構造物、超大型浮体式構造物、流力弾性

 

研究トピック

自動操船AIの開発と実証実験
高度自律化が拓く海上輸送と海洋開発の未来

海洋輸送工学及び海洋資源工学研究グループ

日本の経済活動に欠くことのできない海上輸送。ポストコロナのキーワードは「高度自律化」です。研究室では、AI技術のひとつである深層強化学習を応用することで、単なる認知支援に留まらず、危険判断や回避行動まで踏み込んだ自動操船システムを開発しています。大型試験水槽での模型船実験と操船シミュレータによる模擬実験を経て、実船を用いた実証実験を大阪湾にて実施しました。輻輳海域でのAIの方位指示による自動航行は世界初の試みです。現在は、離着岸操船を自動化するAI開発と大型フェリーを用いた実証実験を行っています。研究対象となる海洋人工物は船舶だけに留まりません。日本が有する広大な排他的経済水域は海洋エネルギーと海底鉱物資源の宝庫です。現在、広範な海域を効率的に探査するための水中ロボットや帆走式エネルギー基地の運用自律化に取り組んでおり、海底掘削機の開発に必要となる海底環境を模擬する固液二相シミュレーションの研究も行っています。

自動操船AIの開発の様子

 

自動操船AIの開発の様子

自動操船AIの開発の様子

 

研究指導教員の決定方法について

博士前期課程

研究指導教員の役割

  1. 研究指導教員は、学生の希望する研究課題、指導教員の専門分野、指導環境などを考慮し、研究指導を行う主たる教員である。
  2. 研究指導教員は、研究指導に加え、学生の教育・研究に必要となる授業科目について、シラバスと履修モデルを参考にして個々の学生の学習指導を行う。
  3. 研究指導教員は、学生ごとに1名以上を決定する。

研究指導教員の決定プロセス

1:内部進学の場合
  1. 学士課程4年進級時または博士前期課程入学時に決定された研究指導教員が原則として継続して指導する。
  2. 特段の理由があり、指導教員や配属研究室の変更を希望する学生については、関係各位と相談の上、指導教員や配属研究室を決定する。
2:1以外の博士前期課程の場合
希望調査

志願者は、募集要項の担当教員表等をもとに、事前に希望する教員への研究室訪問や面談を行い、出願書類の志望理由書に「入学後の研究希望内容」を記載すること。

研究指導教員の決定と通知
  1. 入試時の面談及び出願書類の志望理由書に記載の「入学後の研究希望内容」をもとに分野教授会において研究指導教員を決定する。
  2. 指導希望教員が受入できない場合、関連する研究分野の教員と学生が面談を行い、学生の希望を再度確認した上で研究指導教員を決定する。
  3. 通常、入学手続き日までに指導教員を決定し、掲示板等により発表する。

副指導教員制度

  1. 副指導教員は、研究指導教員と協力して学生の研究や修学を補助する教員である。
  2. 副指導教員は、上記に加え、研究指導教員の指導についての相談や調整を行う。
  3. 副指導教員は、分野教授会において研究指導内容を考慮し、学生ごとに1名又は2名を決定する。

研究指導計画

本分野における研究指導計画は、以下の1~5のとおりである。指導教員・副指導教員は学生の研究指導を行うにあたり、この研究指導計画を明示し、毎年度の初めに、学生の1年間の研究計画についての打合せを学生と十分に行った上で、以下に沿って、研究指導を行うものとする。学生の研究指導計画の詳細は、学生の研究計画を確認した上で作成し、明示する。

    1. 研究計画の立案(1年次4月~5月)
      1. 学生は、決定した研究課題に関して先行研究の整理、仮説の設定を行い、指導教員・副指導教員とともに研究計画を立案する。
      2. 指導教員・副指導教員は、学生が研究計画を立案するに当たって、研究方法・文献検索方法・文献読解方法などを指導する。
      3. 指導教員・副指導教員は、学生が記入し提出した研究指導計画書の研究計画に基づき、学生と十分相談の上で、課程修了までの研究指導計画を1年ごとに記載し、学生に明示する。
      4. 指導教員・副指導教員は、研究指導計画書を研究科教授会に提出し、承認を得る。
    2. 研究の遂行(1年次5月~2年次12月)
      1. 学生は、研究計画に従って研究を遂行し、研究結果をまとめる。
      2. 指導教員・副指導教員は、研究の進行を確認しつつ、実験・調査・計算等の手技の指導やデータ解析・評価の指導等を行い、研究結果をまとめさせる。
      3. 指導教員・副指導教員は、必要に応じて、研究指導計画の見直しを行い、学生と十分相談の上で、毎年度の初め、研究指導計画を学生に明示する。
      4. 指導教員・副指導教員及び研究科教授会は研究の進捗状況について、1年次の78月と12月の中間発表会、1月の研究概要ポスターおよび2年次の78月と12月の中間発表会にて確認し、研究の進捗状況に応じた指導を行う。
    3. 研究経過の中間報告(1年次1月、2年次12月)

    指導教員・副指導教員は、学生と相談の上で研究経過を研究指導報告書にまとめ、研究科教授会に報告する。

    1. 修士論文の作成(2年次11月~1月)
      1. 学生は2年次12月ごろまでの研究成果をもとに修士論文の作成を開始し、指導教員・副指導教員の指導のもとで修士論文をまとめる。
      2. 指導教員・副指導教員は、修士論文の構成や図表の作成、文献の整理・引用等、論文のまとめ方を指導する。
    2. 修士論文の提出(2年次1月末~3月)
      1. 学生は査読用修士論文を指定した期日までに提出する。
      2. 指導教員・副指導教員は、学位論文審査委員会終了後、研究指導報告書を研究科教授会に提出し、承認を得る。
      3. 学生は修士論文(完成版)を指定した期日までに提出する。

    下記は博士前期課程の学位授与までの標準的な流れを示したものである。学生は,研究指導教員・副研究指導教員と相談の上、各年次年度初めに研究指導計画書の研究計画を作成・提出して研究を進める。また年次末にその結果を研究指導教員・副研究指導教員と相談の上,研究指導報告書の研究実施報告を作成して提出する。なお、秋入学の場合は、半期ずれたスケジュールとなる。年限短縮等の場合はこの限りではない。

    年次 時期 学生 大学・指導教員等
    1年 4月~(通年) 修了要件科目の履修 指導教員による学習指導
    4月~5月 研究計画の立案

    指導教員による研究指導

    5月 研究指導計画書(研究計画)の作成

    指導教員・副指導教員による研究指導計画書(指導計画)の記入・提出

    指導教員による研究指導
    7月~8月 中間発表会において中間報告・研究指導報告書(研究実施報告・中間)の作成 指導教員・副指導教員による評価・指導
    12月 中間発表会において中間報告・研究指導報告書(研究実施報告・中間)の作成 指導教員・副指導教員による評価・指導
    1月 研究概要ポスターの提出・研究指導報告書(研究実施報告・最終)の作成

    指導教員・副指導教員による研究指導報告書(研究指導報告)の記入・提出

    分野教授会による評価
    2年 4月~(通年) 修了要件科目の履修 指導教員による学習指導
    4月~5月 研究計画の立案 指導教員による研究指導
    5月 研究指導計画書(研究計画)の作成

    指導教員・副指導教員による研究指導計画書(指導計画)の記入・提出

    指導教員による研究指導
    7月~8月 中間発表会において中間報告・研究指導報告書(研究実施報告・中間)の作成 指導教員・副指導教員による評価・指導
    12月 中間発表会において中間報告・研究指導報告書(研究実施報告・中間)の作成 指導教員・副指導教員による評価・指導

    1月

    審査委員の決定

    1月

    審査用修士論文の提出 審査委員による評価・指導

    2月上旬

    学位授与申請書・修士論文要旨の提出

    2月中旬

    公聴会において研究発表 審査委員による評価

    2月下旬

    研究科教授会にて修了認定

    3月中旬

    修士論文(完成版)の提出・研究指導報告書(研究実施報告・最終)の作成 指導教員・副指導教員による研究指導報告書(研究指導報告)の記入・提出

    3月下旬

    学位記授与

    博士後期課程

    研究指導教員の役割

    1. 研究指導教員は、学生の希望する研究課題、指導教員の専門分野、指導環境などを考慮し、研究指導を行う主たる教員である。
    2. 研究指導教員は、研究指導に加え、学生の教育・研究に必要となる授業科目について、シラバスと履修モデルを参考にして個々の学生の学習指導を行う。
    3. 研究指導教員は、学生ごとに1名以上を決定する。

    研究指導教員の決定プロセス

    1:内部進学の場合
    1. 博士前期課程入学時に決定された研究指導教員が原則として継続して指導する。
    2. 特段の理由があり、指導教員や配属研究室の変更を希望する学生については、関係各位と相談の上、指導教員や配属研究室を決定する。 
    21以外の博士後期課程の場合
    希望調査

    出願者は、募集要項の担当教員表等をもとに、事前に希望する教員への研究室訪問や面談を行い、出願書類の入学願書に「指導を希望する教員名」、志望理由書に「入学後の研究希望内容」を記載すること。

    研究指導教員の決定と通知
    1. 入試時の面談及び出願書類の入学願書に記載の「指導を希望する教員名」および志望理由書に記載の「入学後の研究希望内容」をもとに分野教授会において研究指導教員を決定する。
    2. 指導希望教員が受入できない場合、関連する研究分野の教員と学生が面談を行い、学生の希望を再度確認した上で研究指導教員を決定する。
    3. 通常、入学手続き日までに指導教員を決定し、掲示板等により発表する。

    副指導教員制度

    1. 副指導教員は、研究指導教員と協力して学生の研究や修学を補助する教員である。
    2. 副指導教員は、上記に加え、研究指導教員の指導についての相談や調整を行う。
    3. 副指導教員は、分野教授会において研究指導内容を考慮し、学生ごとに1名又は2名を決定する。

    研究指導計画

    本分野における研究指導計画は、以下の1~5のとおりである。指導教員・副指導教員は学生の研究指導を行うにあたり、この研究指導計画を明示し、毎年度の初めに、学生の1年間の研究計画についての打合せを学生と十分に行った上で、以下に沿って、研究指導を行うものとする。学生の研究指導計画の詳細は、学生の研究計画を確認した上で作成し、明示する。

    1. 研究計画の立案(1年次4月~5月)
      1. 学生は、決定した研究課題に関して先行研究の整理、仮説の設定を行い、指導教員・副指導教員とともに研究計画を立案する。
      2. 指導教員・副指導教員は、学生が研究計画を立案するに当たって、研究方法・文献検索方法・文献読解方法などを指導する。
      3. 指導教員・副指導教員は、学生が記入し提出した研究指導計画書の研究計画に基づき、学生と十分相談の上で、課程修了までの研究指導計画を1年ごとに記載し、学生に明示する。
      4. 指導教員・副指導教員は、研究指導計画書を研究科教授会に提出し、承認を得る。
    2. 研究の遂行(1年次5月~3年次12月)
      1. 学生は、研究計画に従って研究を遂行し、研究結果をまとめる。
      2. 指導教員・副指導教員は、研究の進行を確認しつつ、実験・調査・計算等の手技の指導やデータ解析・評価の指導等を行い、研究結果をまとめさせる。
      3. 指導教員・副指導教員は、必要に応じて、研究指導計画の見直しを行い、学生と十分相談の上で、毎年度の初め、研究指導計画を学生に明示する。
      4. 指導教員・副指導教員及び研究科教授会は研究の進捗状況について、1年次から3年次の78月と12月の中間発表会、1年次、2年次末の年度末報告会にて確認し、研究の進捗状況に応じた指導を行う。
    3. 研究経過の中間報告(1年次3月、2年次3月)

    指導教員・副指導教員は、学生と相談の上で研究経過を研究指導報告書にまとめ、研究科教授会に報告する。

    1. 博士論文の作成(3年次10月~1月)
      1. 学生は研究成果をもとに博士論文の作成を開始し、指導教員・副指導教員の指導のもとで博士論文をまとめる。
      2. 指導教員・副指導教員は、博士論文の構成や図表の作成、文献の整理・引用等、論文のまとめ方を指導する。
      3. 学生は、予備審査で、主査予定教員と副査予定教員から博士論文内容の評価を受け、指摘事項を修正する。
    2. 博士論文の提出(3年次12月~3月)
      1. 学生は博士論文(審査用)を指定した期日までに提出する。
      2. 学生は、工学研究科教授会(運営委員会)で設置された学位論文審査委員会の主査教員と副査教員が出席する公聴会において博士論文内容を報告する。
      3. 指導教員・副指導教員は、学位論文審査委員会終了後、研究指導報告書を研究科教授会に提出し、承認を得る。
      4. 学生は博士論文(完成版)を指定した期日までに提出する。 

    下記は博士後期課程の学位授与までの標準的な流れを示したものである。学生は,研究指導教員・副研究指導教員と相談の上、各年次年度初めに研究指導計画書の研究計画を作成・提出して研究を進める。また年次末にその結果を研究指導教員・副研究指導教員と相談の上,研究指導報告書の研究実施報告を作成して提出する。なお、秋入学の場合は、半期ずれたスケジュールとなる。年限短縮等の場合はこの限りではない。

    年次 時期 学生 大学・指導教員等
    1年 4月~(通年) 修了要件科目の履修 指導教員による学習指導
    4月~5月 研究計画の立案

    指導教員による研究指導

    5月 研究指導計画書(研究計画)の作成

    指導教員・副指導教員による研究指導計画書(指導計画)の記入・提出

    指導教員による研究指導
    7月~8月 中間発表会において中間報告・研究指導報告書(研究実施報告・中間)の作成 指導教員・副指導教員による評価・指導
    12月 中間発表会において中間報告・研究指導報告書(研究実施報告・中間)の作成 指導教員・副指導教員による評価・指導
    3月 年度末報告会・研究指導報告書(研究実施報告・最終)の作成

    指導教員・副指導教員による研究指導報告書(研究指導報告)の記入・提出

    分野教授会による評価
    2年 4月~(通年) 修了要件科目の履修 指導教員による学習指導
    4月~5月 研究計画の立案 指導教員による研究指導
    5月 研究指導計画書(研究計画)の作成

    指導教員・副指導教員による研究指導計画書(指導計画)の記入・提出

    指導教員による研究指導
    7月~8月 中間発表会において中間報告・研究指導報告書(研究実施報告・中間)の作成 指導教員・副指導教員による評価・指導
    12月 中間発表会において中間報告・研究指導報告書(研究実施報告・中間)の作成 指導教員・副指導教員による評価・指導

    3月

    年度末報告会・研究指導報告書(研究実施報告・最終)の作成

    指導教員・副指導教員による研究指導報告書(研究指導報告)の記入・提出

    分野教授会による評価
    3年

    4月~(通年)

    修了要件科目の履修

    指導教員による学習指導

    4月~5月

    研究計画の立案

    指導教員による研究指導

    5月

    研究指導計画書(研究計画)の作成

    指導教員・副指導教員による研究指導計画書(指導計画)の記入・提出

    指導教員による指導研究指導

    7~8月

    中間発表会において中間報告・研究指導報告書(研究実施報告・中間)の作成

    指導教員・副指導教員による評価・指導

    12月

    中間発表会において中間報告・研究指導報告書(研究実施報告・中間)の作成

    指導教員・副指導教員による評価・指導

    12月

    審査委員の決定

    1月

    審査用博士論文の提出

    審査委員による評価・指導

    1月下旬

    学位授与申請書・博士論文要旨の提出

    2月中旬

    公聴会において研究発表

    審査委員による評価

    2月下旬

    研究科教授会にて修了認定

    3月上旬

    博士論文(完成版)提出

    研究指導報告書(研究実施報告・最終)の作成

    指導教員・副指導教員による研究指導報告書(研究指導報告)の記入・提出

    3月下旬

    学位記授与

    在学生の声

    マレーシアから日本へ。海を越えて最先端の海洋工学を学ぶ。

    大阪府立大学 大学院 工学研究科 航空宇宙海洋系専攻 海洋システム工学分野 博士前期課程2年生 ハリクリシュナン・ハリワーナン さん
    Pusat Bahasa Teikyo高校(帝京マレーシア日本語学院) 出身

    高校在学中に、身近な海洋の大部分が未知であること知り、その解明にロマンを感じて海洋工学に興味を持つようになりました。日本は海に囲まれた国であり、海洋工学についての最先端の技術を有していることから留学先に決め、海洋工学科に進学しました。1年次では数学・物理などの基礎的な学問を学び、2年次から専門的な知識を養うとともに海洋における事象を工学的にモデル化することで理解を深めてきました。海洋工学科では教員や先輩との距離が近く、勉学に関するアドバイスや就職活動についての相談も親身に対応してくれます。基本的には学生の自主性を尊重し、行き詰まった時は的確なガイダンスをしてくれるのが心強かったです。本学科で身につけた能力を活かして来年から社会に貢献できるように仕事に取り組んでいきたいと思います。

    ハリクリシュナン・ハリワーナンさん

     

    卒業生の声

    在学中に多様な海事産業に関わり新造船の設計業務の道へ。

    大阪府立大学 大学院 工学研究科 航空宇宙海洋系専攻 前期博士課程 修了 足達 美奈 さん
    大阪府立寝屋川高校 出身
    勤務先 株式会社MOLシップテック

    新造船の設計業務に船主として携わっています。海運会社は船を建造するわけではありません。海運会社が運用する船の建造から運航、そして船が寿命を迎えるまでの船の一生に関わるすべての過程の経験を得て、より良い船を建造するのが船舶建造技術を担う私の仕事です。海や工学に関連することを学びたいと入学を希望。在学中に学内外問わず様々な海事産業に関わりました。様々な経験をするうちに船の一生に関わりたいという思いが芽生え、海運業界を志望しました。プロジェクト演習授業及び研究室生活で得た、チームで考えること、目的に向かって努力し結果を出すことは、現在の業務につながっており、今でも私の大切な財産です。船は荷物を運ぶことだけではなく、様々な外的要因を考慮されたうえで造船・運航されています。関わる全ての人や環境にとってより良い船を、これからも手掛けていきたいと思います。

    足達 美奈さん

     

    主な就職先

    川崎重工業/三菱重工業/ジャパンマリンユナイテッド/今治造船/新来島サノヤス造船/商船三井/川崎汽船/古野電気/日立造船/ダイハツディーゼル/日本海事協会/国土交通省/防衛省/新日鉄住金エンジニアリング/JFEスチール/清水建設/竹中工務店/クボタ/コマツ製作所/トヨタ自動車/日産自動車/本田技研工業/ダイハツ工業/スズキ/デンソー/日本車輌製造/日立製作所/大阪ガス/NEC/キヤノン/ダイキン工業

    ポリシー

    アドミッション・ポリシー

    博士前期課程

    航空宇宙海洋系専攻では、航空機・宇宙機・船舶・海洋構造物等に関するシステムの開発(計画・設計・製造・運用・評価)、ならびにその利用にかかわる総合工学分野の先端的教育研究を行い、全地球的な視野から人類の持続可能な発展と地球環境の保全との調和をめざし、高度の創造性、総合性を有し、国際的視野をもって指導的役割を担う、研究開発型技術者・研究者の育成を教育研究の理念とする。
    このような教育研究の理念の達成・実現に向けて、航空宇宙海洋系専攻では、次のような資質と能力、意欲を持った学生を求める。

    1. 航空宇宙海洋系の技術者、研究者として社会に貢献しようという意欲を持った人
    2. 航空宇宙海洋系の技術が人・社会・自然に及ぼす影響について、深く考えようとする姿勢と強い責任感を持った人
    3. 科学技術の著しい進歩に対して、主体的、積極的に新しい分野を切り拓こうとする姿勢と熱意を持った人
    4. 英語、数学、物理等の高い基礎学力と当該専門分野の基礎知識を持ち、自ら未知の問題解決のために立ち向かおうとする意欲のある人
    5. 異なる文化を理解し、多彩で国際的なコミュニケーションを図ろうとする意欲を持った人

     

    以上に基づき、次の1~4の能力や適性を身に付けた学生を選抜する。

    1. 英語で基本的なコミュニケーションが取れ、航空宇宙海洋系の専門分野の英文を読んで理解し、書いて表現する基礎的な能力を身に付けた人
    2. 大学卒業レベルの数学、物理学の学力を身に付けた人
    3. 航空宇宙海洋系分野の基礎学力を身に付けた人
    4. 科学技術に関する倫理感と研究公正に関する正しい認識を身に付けた人

     

    博士後期課程

    航空宇宙海洋系専攻では、航空機・宇宙機・船舶・海洋構造物等に関するシステムの開発(計画・設計・製造・運用・評価)、ならびにその利用にかかわる総合工学分野の先端的教育研究を行い、全地球的な視野から人類の持続可能な発展と地球環境の保全との調和をめざし、高度の創造性、総合性を有し、国際的視野をもって指導的役割を担う、研究開発型技術者・研究者の育成を教育研究の理念とする。
    このような教育研究の理念の達成・実現に向けて、航空宇宙海洋系専攻では、次のような資質と能力、意欲を持った学生を求める。

    1. 航空宇宙海洋系の技術者、研究者として社会に貢献しようという意欲を持った人
    2. 科学技術が人・社会・自然に及ぼす影響について、主体的に深く考えようとする姿勢と強い責任感を持った人
    3. 科学技術の著しい進歩に対して、主体的、積極的に航空宇宙海洋系の新しい分野を切り拓こうとする姿勢と熱意を持った人
    4. 英語、数学、物理学等の高い基礎学力と当該専門分野の基礎知識を持ち、自ら未知の問題解決のために立ち向かおうとする意欲のある人
    5. 異なる文化を理解し、多彩で国際的なコミュニケーションを図ろうとする意欲を持った人

     

    以上に基づき、次の1~5の能力や適性を身に付けた学生を選抜する。

    1. 英語でコミュニケーションが取れ、英文を読んで理解し、書いて表現する能力を身に付けた人
    2. 航空宇宙海洋系分野の研究を行うための数学、物理学の学力を身に付けた人
    3. 航空宇宙海洋系分野の専門知識を身に付けた人
    4. 航空宇宙海洋系分野のある学問領域において、研究能力と問題解決能力を身に付けた人
    5. 科学技術に関する倫理感と研究公正に関する正しい認識を身に付けた人

     

    ディプロマ・ポリシー

    博士前期課程

    航空宇宙海洋系専攻海洋システム工学分野では、高度の専門的職業人の養成を目指して、工学研究科のディプロマ・ポリシーのもと、以下の項目を学位授与のために身に付けるべき能力とし、これらの能力を修得した者に 修士(工学)の学位を授与する。

    1. 人間活動の持続可能な発展の在り方について考え、海洋に関わる技術者として自覚し、科学技術が人・社会・自然に及ぼす影響を把握し、技術者・研究者が負うべき社会への貢献と責任を認識して高い倫理観に基づく判断・行動ができる。
    2. 国際社会で活躍できる広範な視野をもつと共に、日本語能力、英語能力の向上を図り、学術論文、技術資料等の調査・分析能力を持ち、学術報告・論文の執筆・発表ができる。
    3. 海洋に関わる自然および人工システムに関する基礎の学問を広く学び、それを基に物事を多角的に分析し、調和のとれた解を導くための統合化力を養い、直面する問題を解決できる。
    4. 海洋システム工学における基礎的知識・技術・統合化力を駆使して、海洋工学に関連する新しいシステム・知的資産を創造できる。
    5. 海洋システム工学に関する専門的な研究を通して研究者同士の協調性を養い、工学技術分野における専門的な指導ができる。

     

    博士後期課程

    航空宇宙海洋系専攻海洋システム工学分野では、研究者の養成を目指して、工学研究科のディプロマ・ポリシーのもと、以下の項目を学位授与のために身に付けるべき能力とし、これらの能力を修得した者に 博士(工学)の学位を授与する。

    1. 人間活動の持続可能な発展の在り方について考え、海洋に関わる研究者として自覚するとともに、科学技術が人・社会・自然に及ぼす影響を把握し、技術者・研究者が負うべき社会への貢献と専門家責任を認識して高い倫理観に基づく判断・行動ができる。
    2. 国際社会で活躍できる広範な視野とコミュニケーション能力をもつと共に、日本語能力、英語能力の向上を図ることで、高度な学術論文や技術資料等の調査・分析能力を有し、学術報告・論文の執筆・発表ができる。
    3. 海洋に関わる自然および人工システムに関する専門的な学問を深く学び、それを基に物事を多角的に分析し、調和のとれた解を導くための統合化力を養い、直面する問題を解決できる。
    4. 海洋システム工学における専門的知識・技術・統合化力を駆使して、海洋工学に関連するシステム・知的資産を創造できる。
    5. 海洋システム工学に関する専門的な研究を通して研究同士の協調性を養い、工学技術分野における専門的な指導ができる。
    6. 海洋システム工学に関する新たな分野を開拓し、自立して研究を遂行できる。

     

    カリキュラム・ポリシー

    博士前期課程

    工学研究科のカリキュラム・ポリシーのもと、航空宇宙海洋系専攻のディプロマ・ポリシーの達成を目的として、教育課程編成を行う。

    1. 工学研究科の教育研究上の理念・目的を踏まえ、学部と大学院博士前期課程のそれぞれにおいて完結性をもたせた教育を行いつつ、学部から大学院に至る教育を行うことともに、航空宇宙海洋系専攻の教育目標の達成を目的として、教育課程編成を行う。
    2. 授業科目は特論等の講義、特別演習、特別研究により編成する。特論等の講義により、専門分野に関する高度な専門知識を獲得させる。特別演習では、学生の専門および周辺分野についての調査・討論・実験等を通じて、幅広い専門知識を習得させるとともに、問題の分析・総合・評価能力を高める。特別研究では、理論・実験などの研究指導のもとに修士論文を作成し、専門的な課題についての研究能力と問題解決能力を培う。
    3. 伝統的な学問分野の区分により教育研究を行う従来型の「標準履修課程」と、学生の所属分野に軸足を置きながらも、複数の専攻・分野にわたる横断的な学際領域を履修できる「オプション履修課程」を設ける。
    4. 研究者・技術者に必要な英語の運用能力を修得させるため、英語で実施する講義科目を開設する。
    5. 留学生の教育環境の充実を図り、海外大学との学生交流や教育連携を強化するため、すべての講義を英語で実施する「英語コース標準履修課程」を設ける。
    6. 企業経営者等による講義を通して、産業界で活躍しうるイノベーション創出型研究者としての素養を修得できる講義科目・演習科目を大学院共通教育科目として開設する。

     

    博士後期課程

    工学研究科のカリキュラム・ポリシーのもと、航空宇宙海洋系専攻の教育目標の達成を目的として、教育課程編成を行う。

    1. 工学研究科の教育研究上の理念・目的を踏まえ、学部と大学院博士前期課程および後期課程のそれぞれにおいて完結性をもたせた教育を行いつつ、学部から大学院に至る教育を行うことともに、航空宇宙海洋系専攻の教育目標の達成を目的として、教育課程編成を行う。
    2. 自立した研究者として活躍できる創造的研究開発能力とともに高度な指導能力を養成するため、指導教員が学生の研究目的にあわせ、個別に履修指導を行うとともに、マンツーマンの研究指導を行なえる指導体制とする。
    3. 授業科目は、特別演習、特別研究により編成する。特別演習では、学生の研究課題および周辺分野の最新の研究動向に関する調査、討論、実験等を通じて、特定分野の深い専門知識と周辺分野の幅広い知識を修得させるとともに、問題の分析・総合・評価能力および知識の体系化能力を培う。特別研究では、理論・実験等の研究指導のもと博士論文を作成し、自立した研究者となるために必要な研究計画能力と総合評価能力を培う。
    4. 企業経営者等による講義や企業でのインターンシップを通して、産業界で活躍する企業研究リーダーに求められる能力と素養を修得できる講義科目・演習科目を大学院共通教育科目として開設する。

     

    各科目の学修成果は、定期試験、中間試験、レポート、発表等の平常点等で評価することとし、その評価方法の詳細については、授業内容の詳細とあわせてシラバスに記載する。