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2025年9月4日
- 学科紹介
海洋システム工学とは?大阪公立大学で学ぶ“海”と“技術”の最前線
「海に関わる仕事がしたい」「海洋の環境問題やエネルギー分野に興味がある」「理系で実践的な技術を学びたい」
そんな高校生におすすめの学問が「海洋システム工学」です。
海洋システム工学とは?
海洋システム工学は、船舶を始めとする海に関する機械、大型浮体構造物、海流や波浪、エネルギー開発、環境保全など、広大な海を舞台に多様な分野を横断的に学ぶ学問です。
力学、数学、材料・構造力学を基礎とし、コンピュータシミュレーション、流体解析、ロボティクス、情報工学などの工学的手法を駆使して、“海の未来”を支える技術を探究します。
大阪公立大学 工学部 海洋システム工学科で学べること
基礎的な学問に加え、海洋の技術開発に柔軟に対応できる教育・研究を段階的に行います。
- 力学、数学・物理学、解析学などの基礎的な科目(数学・物理基礎科目)
- 情報科学に関する知識やプログラミング
- 計画力や問題解決力、コミュニケーション能力を育むためのグループ実験
- 工学倫理や環境倫理による、海洋に関わる技術者としての自覚と行動能力
- 海洋環境工学や海洋生態工学など、海洋環境・生物と人類の関わり(専門科目)
- 浮体運動学や船舶流体力学など、より海洋に根ざした専門的な学問(専門科目)
特に実践的な教育に力を入れており、造船工場見学や海洋環境計測では、海と向き合うリアルな体験を通じて、技術と知識を深めることができます。
就職・進路も多彩
卒業生の約90%が大学院に進学します。就職希望者の就職率はほぼ100%を誇り、海洋分野に限らず多様な業界に進んでいます。
- 株式会社新来島サノヤス造船
- 川崎重工株式会社
- 株式会社クボタ
- ダイキン工業株式会社
- 豊田通商株式会社
- 日産自動車株式会社
……
※2021〜2025年の集計です。
本学で「海×技術」を中心に幅広い工学知識を学んだ学生は、様々な業界で活躍し、日本の未来を作り上げています。
こんな人におすすめです
- 海や自然、ものづくりに興味がある人
- 数学や物理が得意で、それらを応用したいと考えている人
- 実験やフィールドワークが好きな人
- 将来、環境・エネルギー・船舶などの分野で活躍したい人
大阪公立大学 工学部 海洋システム工学科では、海洋分野の最前線を担う人材の育成を目指し、基礎から応用、実践へとつながる充実したカリキュラムを提供しています。
広大な海を舞台に、工学の力で社会に貢献するという選択肢。
それが、海洋システム工学の魅力です。