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2025年10月6日
- 活動報告
「今治造船自習室」の開設記念式典を開催
― 中百舌鳥キャンパスに「今治造船自習室(Imazo自習室)」誕生 ―
2025年10月6日(月)、大阪公立大学中百舌鳥キャンパスB4棟において、今治造船株式会社による自習室のネーミングライツ協定締結を記念した「今治造船自習室 命名記念式典」が開催されました。
当日は朝まで雨が降っていましたが、式典が始まる頃には晴れ間がのぞき、綿野 哲 工学研究科長の挨拶時には見事に日差しが差し込む場面も見られました。式典は穏やかで和やかな雰囲気の中で進行し、綿野研究科長と今治造船株式会社 長尾 篤 取締役 人事総務本部長による挨拶に続いて、テープカットセレモニーが執り行われました。
テープカットには、今治造船株式会社から
- 長尾 篤(取締役 人事総務本部長)
- 清水 信行(設計本部 船型開発センター長/大阪府立大学OB)
- 片山 駿(設計本部 船型開発チーム主任/大阪府立大学OB)
- 廣川 真司(人事総務本部 採用企画チーム長)
本学からは
- 丸尾 利恵(理事)
- 綿野 哲(工学研究科長)
- 片山 徹(工学研究科 教授)
- 近森 椋(工学研究科 博士前期課程2年/海洋システム工学分野)
が出席いたしました。
式典後にはフォトセッションと取材対応が行われ、その後、B4棟1階の工学研究科長室にて懇談会が実施されました。懇談では、今治造船(株)様と本学との人材育成や産学連携に関する意見交換が行われ、今後の協力関係の深化に期待が寄せられました。
今治造船株式会社について
今治造船株式会社は、愛媛県今治市に本社を置く日本を代表する造船会社です。
国内外に10を超える造船・設計拠点を有し、国内建造量で長年トップクラスの実績を誇ります。2022年には国内建造量シェア約37%を占め、世界的にも上位の建造実績を持つ企業として知られています。
グループ全体の従業員数はおよそ15,000名(構内協力工を含む)で、タンカーやコンテナ船など多様な大型船舶の建造を手がけています。
今治造船自習室(イマゾウ自習室)について
今回の協定により、B4棟内の海洋システム工学科の自習室が「今治造船自習室」として新たに命名されました。学生の間では、親しみを込めて「Imazo自習室」と呼ばれることも期待されています。
室内にはホワイトボードや多数の電源、10脚の椅子が備えられており、集中して学習できる環境が整っています。 自主学習スペースとしておおいに活用されることが期待されます。
式典の様子
今回の命名を通じて、今治造船株式会社と大阪公立大学との連携がさらに深まり、
将来の海洋・造船分野を担う人材育成に向けた新たな一歩となりました。