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2025年12月17日

  • 学科紹介

《学生インタビュー》海洋システム工学科 学部3年生の皆さん

大阪公立大学を志望している高校生に向けて、海洋システム工学科に在籍する学部3年生の皆さんにインタビューを行いました。今回は、3年生前期に実施された「海洋システム工学実験」の発表会についても詳しく話を聞きました。

学生実験について

Q1.取り組んだ実験の概要を教えてください。また、実験テーマを選んだ理由を教えてください。

A.浸透取水法(海底の砂の下から取水する技術)による底泥の改善に取り組みました。テーマに選んだ理由は、身近にあるヘドロ問題を改善したいと思ったからです。

A.双胴船(二つの船体を一体化した船)の同調横揺れの制御を研究しました。双胴船は波の周期と同調する時に強く横揺れする性質があるので、このテーマを選びました。

A.溶接ロボットによる「WAAM(ワーム)」技術を用いて金属を積層し、3Dプリンターのように大型造形物(最終的にはプロペラ)を作る実験を行いました。WAAMを用いた技術は先行研究が少なく、新規性が高い点に着目しました。

Q2.指導してくれる先輩や仲間とは、どのような関係性を築くことができましたか?

A.より良い結果を得るために本音で遠慮なく議論ができました。

A. 編入直後は人脈がありませんでしたが、実験を通して仲間や先輩と交流が深まり、技術的な助言や進路相談もできるようになりました。

Q3. 実験を通して、自己成長を感じた部分はありますか?どの部分に成長を感じましたか?

A. 構造力学など、これまで触れてこなかった分野に取り組み、理論と実践を結びつけて理解できるようになりました。

学科での学び

Q4.専門科目を深く学び、面白いと感じることはありますか?

A.自分が学んでいることが、世界の物流システムを支えていることです。

A.翼の揚力の計算などで数学が関係している点です。

A. ものづくりの経験に理論を加えることで、より精度の高い成果を生み出せる点が面白いと感じています。

Q5. 学科での学びを通して、自分の成長を感じることがありますか?

A. 理論に基づき、動作が証明された構造物を作れるようになり、成長を実感しています。

学生生活

Q6.3年生になって、これまでの1. 2年生の時と何か違いを感じますか?

A.専門性が高くなり、ハイレベルな授業が増えました。

A.自分で考えて行動することが多くなりました。

Q7.インターンシップ等の予定はありますか?予定があればそこに行く理由はなんですか?

A.鉄道業界のインターンに参加して、鉄道の自動運転技術を学びに行きます。

A.技術営業職に憧れがあり、海運業界のインターンに参加します。

将来の展望

Q8.将来海洋システム工学科で得られた知識をどのように社会に活かしたいですか?

A.造船、海洋資源開発など日本の根本のインフラや生活を支えられるように知識を活かしたいです。

A.洋上風力の分野で活かしたいと考えています。

Q9.この学科で学ぶことで、どのような未来が描けると思いますか?

A.海洋という希少価値の高い分野ではありますが、日本の将来には不可欠なものであるので、重宝される人材になれると思います。

A.海に限らず、他の分野でも技術や知識を活かして活躍できると思います。

受験生やその保護者へのメッセージ

Q10.受験生に伝えたい学科の魅力を教えてください。

A.巨大な建造物(船や洋上風車)について学ぶことができ、将来性も高いことが魅力です。

Q11.受験生の保護者の方に向けて、この学科で学ぶことのメリットを教えてください。

A.将来性があることです。日本の海や船について、専門性を深めることができます。

A.海洋関係の企業と直接関わることができる点です。