2025年度開催報告

◆2025年度新任教員FD研修

大阪公立大学では、教育改善の取り組みの一環として、2025年度新規採用教員向けに新任教員FD研修をオンライン開催しました。下記研修内容(1)はZoomにて同期型(リアルタイム)で開催し、研修内容(2)~(4)は非同期型(オンデマンド)で、各自で視聴いただきました。なお、受講アンケートの提出をもって、受講完了としました。

【 受講者 】対象者 : 2025年度新規採用教員 89名 (うち、医学研究科35名は任意受講)
4/2同期型研修出席者 : 55名 (うち対象者51名)
受講アンケート提出者 : 66名 (うち対象者53名) 

※動画・資料は学内限定公開です。

Zoomによるオンライン研修(同期型)

日  時 : 2025年4月2日(水)13:30~15:00
開催方法 : Zoomによるオンライン開催

〇 センター長からの挨拶(飯吉弘子 教授/高等教育研究開発センター長)

動  画 センター長からの挨拶​​(MP4/5分30秒)
※4/2研修当日のレコーディング動画となります。
(1) 「授業を育てる」(星野 聡孝 教授)

授業を行うスキルを初めから身に付けて大学教員になる人は、そう多くはありません。また、一朝一夕で素晴らしい授業を行えるようになるわけでもありません。そこで、これから先、本学で行う授業をより良いものにしていくにはどうしたらよいか、実例を交えながらお話しされました。

動  画

授業を育てる(MP4/44分19秒)​​
※4/2研修当日のレコーディング動画となります。

資  料 授業を育てる_配布用資料​​(pdf/6.86MB)
授業を育てる_参考資料(pdf/2.57MB)
参考動画・資料 webクリッカーの活用法_20220708セミナーレコーディング動画(MP4/25分49秒)
てぃら・みす教員向け簡単ガイド_第2.0版​(pdf/4.25MB)

オンデマンド研修

(2)「本学の教育とFD」(西垣順子 教授/橋本智也 准教授)《約20分》
本学で行われてきたFDの概要や教員による教育の充実のための取組について、データも参照しながら紹介します。
動  画 本学の教育とFD(前半)(MP4/7分13秒

本学の教育とFD(後半)(MP4/14分04秒

資  料 本学の教育とFD(前半)(pdf/938KB)​

※本学の教育とFD(後半)の資料はございません。

補足資料

動画の中で言及している各種資料等はそれぞれ、こちらからご覧いただけます。

(1)教育実践事例WEBデータベース
※学内限定情報となりますので、ご視聴希望の本学教職員の方は、高等教育研究開発センターまでお問い合わせください。

(2)学修環境等

動画内で説明している学修環境や学修相談・支援の紹介記事、教材等は以下のページでご覧いただけます。

『大阪公立大学 大学教育だより』(高等教育研究開発センター)https://www.omu.ac.jp/las/highedu/publication/rdhe/index.html

 『学びのTips』(OMUラーニングセンター)https://www.omu.ac.jp/las/tlc/for_student/materials/tips.html

 『学び充実ハンドブック2025年度保存版』(OMUラーニングセンター)https://www.omu.ac.jp/las/tlc/assets/manabijujitu2025.pdf

(3)大阪公立大学で行われた2024年度の全学FDの情報は以下のページでご覧いただけます。

FDイベント 2024年度開催報告」(高等教育研究開発センター)https://www.omu.ac.jp/las/highedu/fdevent/report2024/index.html


3.「授業におけるICTの活用について」(小島 篤博 准教授)《約12分》

教員が授業で利用できる情報システムには、資料配布や課題提出、出席管理などが可能な授業支援システムと、実習等で利用できる情報教育PCがあります。これらを活用していただくための方法についてご説明します。

動  画 授業におけるICTの活用について(MP4/11分55秒
資  料 授業におけるICTの活用について(pdf/1.45MB)​

4.「データで深める本学の学生についての理解」
(畑野快 准教授)《約16分》

本学では学生についてよりよく知り、教育の充実に役立てるために、学生に関する様々なデータを収集・分析しています。データから見えてくる本学学生の特徴を確認し、本学で行う教育の在り方について考える機会にしていただければと思います。

動  画 データで深める本学の学生についての理解1(MP4/16分27秒)
資  料 データで深める本学の学生についての理解1(pdf/2.34MB)

5.「本学における修学上の合理的配慮の提供について」
(松波 めぐみ 特任准教授)《約9分》

「どこまで配慮する必要がありますか?」「それは特別扱いではありませんか?」と、よく尋ねられます。障害者差別解消法の施行に伴い、大学での「合理的配慮の提供」は義務になりましたが、その基本がまだ十分に理解されていないと感じます。本学での実態に即して、分かりやすく説明します。

動  画 本学における修学上の合理的配慮の提供について(MP4/8分49秒)
資  料 本学における修学上の合理的配慮の提供について(pdf/0.98MB)

<参考>
 「大阪公立大学の歴史について」(飯吉弘子 教授/高等教育研究開発センター長・山東功 教授・大学史資料室室長)《約15分》

別日程の人事課研修でも歴史の話が予定されているため受講必須ではありませんが、ダイジェストで歴史の話をしていますので、よろしければご覧ください。

動  画
資  料
参  考

以下のURLから、大阪市立大学、大阪府立大学の歴史小冊子をご覧いただけます。
【大阪市立大学の歴史小冊子閲覧URL】(学内限定)(大阪市立大学大学史資料室Webページ上のリンクが切れたので、URLを変更しました。)
https://omunet-my.sharepoint.com/:b:/g/personal/b21506q_omu_ac_jp/EaUVkJox6S1Du0rQN_nAFFsBIFWnvgdcPd5DOIEt61ZAdQ?e=3i1Aux

【大阪府立大学130年史小冊子本文閲覧URL】(学内限定)
https://omunet-my.sharepoint.com/:b:/g/personal/b21506q_omu_ac_jp/EYD281z85XJNn8nAarGXyZkB2moHjEuJ5EuxDrp3aZ5YBA?e=CB3BYG



◆全学FDセミナー「そのレポート、AI製?Moodleで始めるAIライティング対応」
チラシ5)20250425全学FDセミナー「そのレポート、AI製?Moodleで始めるAIライティング対応」

生成AIの普及に伴い、課題レポートをAIが生成した文章で提出する学生が現れはじめ、教員側での具体的な対応が求められています。こうした状況を踏まえ、本学の授業支援システム(Moodle)に、日本語文章用*AIライティング検知機能が新たに追加されました。本セミナーでは、この機能の特徴や具体的な使い方を、デモンストレーションも交えて解説しました。また、学生の生成AI利用状況や本学における生成AI利活用ガイドラインなど、AIライティングへの対応を考える際に役立つ情報もあわせてご紹介しました。

(*)英文用のAIライティング検知機能は、2023年度より提供中



日  時 : 2025年4月25日(金) 15:00~16:00
開催方法 : Zoomによるオンライン開催
主  催 : 高等教育研究開発センター、
        教育学修支援室 教育支援系システム部門


【 参加者 】 166名(教員 158名、職員 6名、その他2名)

※動画・資料は学内限定公開です。
「そのレポート、AI製?Moodleで始めるAIライティング対応」
星野 聡孝 教授(高等教育研究開発センター)、 新津 亮 氏・田中 大智 氏(Turnitin社)

動  画

「そのレポート、AI製?Moodleで始めるAIライティング対応」(MP4/約45分)

資  料

星野 教授  「学生の生成AI利用状況と、生成AIへの本学の対応について」 (PDF/5250KB 

Turnitin社  「Feedback Studio AIライティング検知機能の紹介」(PDF/1846KB 


✐アンケートにご協力いただきありがとうございました。
 寄せられた質問への回答はこちら

◆内部質保証スタートアップ支援事業成果報告

20250417_内部質保証報告会チラシ

大阪府立大学では、教育の質を管理し、向上させる施策として「内部質保証スタートアップ支援事業」を進めてきました。本セミナーでは、この事業の成果について全学で共有し、大阪公立大学の内部質保証システムの充実に向けて示唆を得ることを目的とし開催しました。

日  時 : 2025年4月17日(木) 15:00~16:00
開催方法 : Zoomによるオンライン開催
主  催 : 教育推進本部
共  催 : 高等教育研究開発センター

【 参加者 】 44名(教員 34名、職員 9名、その他1名)

※動画・資料は学内限定公開です。

趣旨説明

高橋 哲也 理事・副学長 (教育戦略、情報戦略、計画・評価
動  画 趣旨説明 (MP4/約4分)

事例報告

報告1.「アセスメントテストGPS-Academicによる問題解決力の測定」  山田 宏之 教授(農学部)

動  画

「アセスメントテストGPS-Academicによる問題解決力の測定」 (MP4/約21分)

資  料

「アセスメントテストGPS-Academicによる問題解決力の測定」 (PDF/3.40 MB)
報告2.「看護実践能力の担保を目指すOSCEの試験的運用とその評価」  松田 光信 教授(看護学部)
動  画 「看護実践能力の担保を目指すOSCEの試験的運用とその評価」(MP4/約25分)
資  料 「看護実践能力の担保を目指すOSCEの試験的運用とその評価」 (PDF/5.69 MB)