附属植物園

センターの概要

当園は1950年に大阪市立大学理工学部附属の研究施設として発足し、以来、植物学の基礎研究の対象として多くの植物の収集と保存に努めてきました。なかでも、日本産樹木の収集には力を注ぎ、野外で生育可能な300種以上を植栽し、わが国の代表的な11種類の樹林型を復元しています。また、メタセコイアに代表される新第三紀の森林復元も行っています。これらの樹林型の中には、過去に大阪にも分布していたものが多数含まれます。植物園では、それらの復元樹林の推移を長期的に観察することで、過去から¥現在に至る環境変動と植生との関わりを実証的に解明することを目指しています。

現在、地球上に生育する植物の約20%が絶滅の危機に瀕していると言われています。当園は、社会的課題となっている絶滅危惧植物の保全活動を推進し、特に、西日本産の絶滅危惧植物の収集に注力しており、遺伝的多様性の解析や増殖方法の開発を行っています。そのほか、系統的に重要な外国産植物の収集・展示も行っています。

当園は、これらの収集物を広く研究者に提供し、植物学の発展に貢献しています。また、研究の成果を社会に紹介する活動を行っているほか、園内を皆様に広く公開しています。

設置目的

植物の収集・保存を通じて、様々な角度から生物学特に植物学の研究を奨励します。また、関連する若手研究者を育成することを目的とするとともに、市民の科学知識の涵養にも努めます。

主な研究テーマ

  • 植物の性表現と個体群維持機構(名波)
  • 野生植物の果実の色に対する動物の嗜好性(名波)
  • 極限環境における植物の適応進化(厚井)
  • 絶滅危惧植物の保全研究(厚井・石川)
  • 生理生態学的視点から見た植物の環境応答(小口)
  • 植物の適応形質進化の分子基盤の解明(石川)
  • 送粉者シフトを介した種分化メカニズムの解明(廣田)
  • 日本産維管束植物の分子系統学(廣田)

構成員

園長

名波 哲(理学研究院 教授)

副園長

安房田 智司 (理学研究院 教授)

研究員

伊東 明(理学研究院 教授)

太田 大策(農学研究院 教授)

岡澤 敦司(農学研究院 准教授)

小口 理一(理学研究院 准教授)

厚井 聡(理学研究院 准教授)

石川 直子(理学研究院 特任講師)

廣田 峻(附属植物園 特任助教)

SDGsへの貢献

附属植物園_sdgs

お問い合わせ

大阪公立大学附属植物園

576-0004
大阪府交野市私市2000

Tel:072-891-2059

E-mail:gr-bg-info[at]omu.ac.jp
[at]の部分を@に変えてください。