人工光合成研究センター

センターの概要

人工光合成研究とは、完全なクリーンエネルギーの実現に向けた技術開発で、今後、産学官が一体となり、一層活発に行われる研究分野でもあります。

大阪公立大学では、環境問題の解決および新エネルギーの創出に係る研究を重点研究課題の一つとして挙げており、 本学の人工光合成に係る研究においては、さまざまな外部資金に採択され、その成果が、「Nature」に取り上げられるなど、世界的に注目を集めています。

設置目的

本施設は、基礎研究において一定の成果をあげた人工光合成研究の実用化に向けた新たなステージに取り組むことを目的として平成25年設立されました。

研究体制

生体触媒研究部門、先端固体触媒科学研究部門、生体エネルギー論研究部門、触媒資源変換研究部門にセグメントし、光合成・人工光合成研究を進める教員が基礎研究から応用研究まで幅広い研究活動を推進しています。

構成員

所長

天尾 豊(人工光合成研究センター・先端科学研究院 教授)

副所長

吉田 朋子(人工光合成研究センター・先端科学研究院 教授)

山田 裕介(工学研究院 教授)

*専任教員、特任教員、研究員等多数在籍しています。

SDGsへの貢献

水素エネルギー獲得あるいは電力供給につながる太陽光エネルギー利用技術や新たな燃 料や物質を作るための二酸化炭素の利用・資源化技術等を実現し、いずれはこれらの技術がごく普通に利用しているような社会を実現するため、さらに人工光合成技術を深化させ炭素循環型社会の実現につながる研究開発を進めてまいります。