創発的研究支援センター
設置目的
高度研究型大学の本学においてイノベーションに繋がる研究を生み出す環境整備は喫緊の課題となっている。特に若手研究者が豊かな発想を持って挑戦的・融合的な研究を独立的に行える支援体制の整備が求められている。
他方、JSTにおいて2020年より「創発的研究支援事業」の公募がスタートし、「破壊的イノベーション」につながる潜在性のある研究課題に対し長期(7年間)に亘り研究費支援を行うこととなった。本事業の要件として、研究者個人の研究提案力・運営力に加え、研究機関における研究環境の確保も求められている。
上記の状況を踏まえ、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ本学として長期支援する体制を構築するため、「学際あるいは分野横断型研究を進める本学の研究活動の一層の活性化を図ることを目的として設立された21世紀科学研究センター」に「創発的研究支援センター」を設立する。
研究内容の概要
本センターは、JSTの創発的研究支援事業に採択された研究者の研究支援を行うことを目的として、研究担当副学長を筆頭に学長補佐、研究推進本部副本部長、研究推進機構副機構長、URAセンターからなる「支援組織」と、JSTの創発的研究支援事業に採択された研究者からなる「研究組織」にて構築する。
「支援組織」は「研究組織」が研究に専念できるよう各研究科の協力の下、研究環境整備等を行う。「研究組織」はJST創発的研究支援事業の一環として研究を実施し、「支援組織」への研究進捗報告、環境整備に関する要望を行う。「支援組織」は「研究組織」からの要望や自らの企画において、研究組織が研究に専念できる環境構築を目的とし、支援策を検討・実施する。
構成員
センター長
藤村 紀文(工学研究科 教授)
研究員
区分 | 教授 |
---|---|
工学研究科 |
藤村 紀文 |
農学研究科 | 乾 隆 |
理学研究科 | 細越 裕子 |
現代システム科学研究科 | 山野 則子 |
設立年月日
令和2年(2020年)8月1日
SDGsへの貢献
大阪公立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。
本研究センターはSDGs17のうち、「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」、「17:パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献しています。
お問い合わせ
創発研究センター事務局
gr-knky-uracenter[at]omu.ac.jp
[at]の部分を@と変えてください。