スポーツプログラム開発センター
設置目的
本研究所は、ICTの活用、自然との共生、そして学内外で求められる健康増進プログラムを研究・開発・展開することでスポーツの楽しみ方を様々な角度から提案し、学内外の健康増進活動をより一層推進させることを目的とする。
2020年の日本のスポーツ実施率は30.9%であり、年々増加している(令和2年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」(スポーツ庁)。コロナ渦による国民の活動自粛の経験が運動の必要性と健康の維持にポジティブに働いているが、我が国の人口は今後30年程で1億人を割り、高齢化率は益々増加するため健康増進活動および支援の在り方も変化が求められると考える。昨今では、DX(デジタル・トランスフォーメーション)技術によって、ICTを活用した健康増進プログラムが飛躍的に進化し、対面で実施する場合と同等もしくはそれ以上の効果が期待されている。一方で、自然回帰の高まりもあり、太陽、草木といった自然を感じながら行える屋外スポーツに精神的健康を求める風潮もある。このようにスポーツへの期待、効果、楽しみ方などは多様化されており、現代社会の問題を解決しながら、個人がそれぞれの立場で実現できる健康づくりが必要であり、当センターは、スポーツを通じて多種多様な人が共存共栄する元気な社会づくりに寄与する。
研究内容の概要
- 学内および府民向けの健康増進プログラムの提案と推進に関すること
- ICTを利用した健康増進プログラムの実用化に関すること
- スポーツを通じた地域連携に関すること
- デジタル測定機器を活用したスポーツ指導者向けワークショップに関すること
- 体育会所属学生の傷害予防に関すること
- 障がい者スポーツの活動支援に関すること
センター長
川端 悠(国際基幹教育機構 准教授)
研究員
区分 | 教授 | 准教授 |
---|---|---|
国際基幹教育機構 |
坪内 伸司 |
川端 悠 |
現代システム科学研究科 | 吉武 信二 | – |
理学研究科 | – | 徳本 勇人 |
リハビリテーション学研究科 |
石井 良平 |
– |
設立年月日
2022年(令和4年)4月1日
研究所サイト
スポーツプログラム開発センターWebサイト
スポーツプログラム開発センターが独自に運営するページです。
SDGsへの貢献
大阪公立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。
本研究センターはSDGs17のうち、「3:すべての人に健康と福祉を」に貢献しています。
お問い合わせ
国際基幹教育機構 准教授 川端 悠