人間科学分野の特徴

基礎理論・方法論から個別課題まで、「社会科学系」、「歴史・思想系」、「人権・マイノリティ系」、「ジェンダー・セクシュアリティ系」、「多文化・オルタナティヴ系」からなる5つの系を通じて、領域横断的な学際研究を行います。

社会学、人文地理学、文化人類学、文化史、思想史、教育学、倫理学、哲学、人権・マイノリティ研究、ジェンダー研究、セクシュアリティ研究をはじめとした多様な専門性からスキルを磨き、人間・社会・文化に関する現代の諸課題に挑みます。

 

領域横断的な学際研究

領域横断的な学際研究

 

人間科学分野の特徴

 

社会科学系

社会学、人文地理学、文化人類学の諸理論を学び、広い意味で「社会」に関する自らの研究課題に取り組みます。

歴史・思想系

各国・各地域の歴史や思想の研究を通して、社会や文化の成り立ちについての理解を掘り下げ、現代を構成する価値観や認識を考察します。

ジェンダー・セクシュアリティ系

ジェンダーやセクシュアリティに関わる現代社会の諸問題に対して、性科学、政治学、思想研究、家族社会学、女性史の視座から、既存の社会制度や規範、人間の意識や行為を問い直し、平等で公正な社会の在り方を構想します。

多文化・オルタナティヴ系

教育学、倫理学、哲学の立場から、既存の社会のあり方や価値観、世界観を問いなおし、それとは異なる多様なオルタナティヴを提示することを目指します。

人権・マイノリティ系

人権・マイノリティに関わる多様な問題群について、社会学、歴史学、現代思想の立場から、また都市・空間・排除などの視点からアプローチし、新たな社会の姿を構想します。