学生の声・活動紹介
課外活動から研究へ「環境配慮とものづくりの両立」
後藤 千風 さん
2022年度 環境社会システム学類 入学
私は大学4年生のときに、中学校で3週間の教育実習を経験しました。実習では生徒の笑顔や優しさに支えられながら、困難も乗り越えることができました。こうした経験から、不登校や学力格差など教育現場の課題について「もし自分の生徒がしんどい思いをしていたら」と、自分ごととして捉えられるようになりました。現在は「宇宙船地球号」の概念を提唱し、全地球的問題の解決に示唆を与えた思想家のバックミンスター・フラーの包括的なデザインサイエンスの教育観を手がかりに、ESDやSTEAM教育の中での今日の環境教育を捉え直す研究に取り組もうとしています。

大きく広げた挑戦と学びの機会
辻本 紗良々 さん
2022年度 環境社会システム学類 入学
3年次に参加したパリ2024パラリンピックでのボランティア活動は、視野を広げる転機となりました。現地での通訳の活動や移動サポートを通じて、国境やさまざまな障壁を乗り越え人々が協働し繋がり合う姿に触れました。また、環境意識が日常生活に根付くフランスでの滞在は、持続可能な社会の在り方について深く考える機会となりました。こうした経験を踏まえ、現在は排出量取引制度の政策効果を統計的に分析する卒業研究に取り組んでいます。実体験と学問探究が結びつき、国際的な視野を持ち環境と経済の両立を目指すという視点が培われました。このような挑戦と学びの機会が大学にはあると思います。

経験と学びをつなげる
本那 汐音 さん
2023年度 環境社会システム学類 入学
環境社会システム学類では社会学のゼミで学習を進めています。私は、大学1年次から、大阪公立大学ボランティア・市民活動センター、そして開発途上国の子どもたちへ向けた食料支援活動を展開しているNPO法人の大阪公立大学支部に所属し課外活動を行ってきました。これらの活動では、勉強だけでは得られない経験を通じて魅力ある人たちに多く出会え、自分の「やりたい」を具体化することにつながりました。ボランティアという他者に向けた活動を踏まえて、食に関する不平等を可視化して社会全体が抱える課題として解決していけるように社会学の視点から卒業研究を行いたいと考えています。

「当たり前」をなくしたい。遠距離通学を経て
藤尾 ことみ さん
大阪府立大学 現代システム科学域 環境システム学類
社会共生科学課程 2019 年度卒業
3年次に島根県の離島・隠岐郡海士町で経験したインターシップが人生を拓きました。「地域のために手足を動かすマルチワーカーになりたい!」4年次の1年間、卒業論文執筆のために海士町から毎週片道17時間かけて通学しました。現地で暮らし、働き、地域に関わりながらしか学べないことがあると考えたからです。大学での学びには決まりきった「型」や「当たり前」はなく自分のスタイルで学ぶことができると思います。現在は海士町に移住し、観光業を中心に様々な活動をしています。

グローバル特待生として国際交流を広めたい
張 政 さん
大阪府立大学 現代システム科学域 環境システム学類
社会共生科学課程 2020 年度卒業
「グローバルリーダー育成奨学金制度」に応募し、グローバル特待生となりました。言語文化に関心があり、中国語と同じ漢字文化の日本語、日本文化との共通性や違いなどを研究したいと考えています。中国人留学生という立場から国際交流を広げる活動もしていきたいです。

- ※大阪府立大学現代システム科学域知識情報システム学類の学生の活動です。
同学類のうち、環境共生科学課程と社会共生科学課程は、大阪公立大学 現代システム科学域 環境社会システム学類になります。