講義紹介

教育福祉学類の講義紹介

「十人十色のその人らしさを大切に」

教授 吉田 敦彦

人が人らしく生きられるように支援するには、人と社会への幅広い視野が求められます。1年次必修科目では、教育学・社会福祉学・保育学・ジェンダー研究・社会学等の分野の先生たちが協力して講義します。「人間形成論」という授業では、自分の可能性を存分に発揮して人生を歩んでいくための知見を講義し、ワークも行います。例えば、十人十色の自分の気質やパーソナリティ形成を絵筆をとって表現し対話するワーク(下の写真)などがあります。

教授 吉田 敦彦

 

十人十色のその人らしさを大切に

 


「子どもの貧困、虐待などの問題を様々な角度から主体的に考えよう!」

教授 山野 則子

子どもの貧困、虐待、不登校など子どもたちが脅かされています。その実態を学ぶだけでなく、なぜこんなことになっているのか、また子どもの特性や家族の課題として把握されやすいですが、広く社会との関連で見てみましょう。大きな視点でもって目の前の課題を考えてみる、そうすることで新たな気づきが生まれます。社会福祉は現象を知るだけでなく改善に向けた「実践の科学」です。仲間と共に思考や体験することで内発的発展を目指します。

教授 山野 則子

 

子どもの貧困、虐待などの問題を様々な角度から主体的に考えよう

 


「保育の充実はみんなの利益」

准教授 吉田 直哉

子ども時代は、誰もが経験してきたはずなのですが、大人になってから見ると、子どもを理解することはとても困難なことになってしまっています。保育学の授業では、哲学、心理学、社会学、教育学など様々な学問の成果を踏まえ、子どもという現象に多角的にアプローチします。保育は「現代日本が抱える問題集」とも言えるフィールドです。保育と子どもを考えることで、今の日本の私たちが抱える問題を、見つめ直してみましょう。

准教授 吉田 直哉

 

保育の充実はみんなの利益

 


「子どもの貧困を考える」

准教授 嵯峨 嘉子

今、子どもの7人に1人は「貧困」だといわれています。しかし、私たちの目に、「貧困」は見えているでしょうか。現代社会において、貧困はどのような形で現れるのか、とりわけ、子どもたちに対してどのような影響を与えているのでしょうか。子どもの貧困を考えることは、子どもだけでなく、同時に子どもを含む「家族の貧困」を考えることでもあります。その現状と解決策について、皆さんとともに考えることができればと思っています。

准教授 嵯峨 嘉子

 

准教授 嵯峨 嘉子