沿革

沿革

大阪公立大学経済学部・大学院経済学研究科は、大阪市立大学経済学部・大学院経済学研究科と大阪府立大学現代システム科学域マネジメント学類・大学院経済学研究科が統合。2022年(令和4年)4月に新しくスタートした教育・研究組織です。

大阪市立大学経済学部

1880年(明治13年)に設けられた「私立大阪商業講習所」まで遡ります。
商業講習所は、1889年(明治22年)に「市立大阪商業学校」に改組されました。
1901年(明治34年)には「市立大阪高等商業学校」 に昇格し、1928年(昭和3年) に全国初の市立大学である「大阪商科大学」に発展しました。
その後、1949年(昭和24年)の大阪市立大学の発足とともに経済学部が新制学部として設置。1953年(昭和28年)に、大学院経済学研究科も旧制の研究科を継承しつつ修士課程・博士課程から構成される新制の研究科となりました。
旧大阪商科大学の伝統を継承しながら、関西を中心に経済界をけん引する卒業生を送り出してきました。同学部は2016年度以来、その教育目標を「グローバル・プラクティカル・エコノミストの育成」に置き、英語による授業科目を充実させるとともに、学生の国際交流に力を入れてきました。

 

大阪府立大学現代システム科学域マネジメント学類

1883年(明治16年)設置の「獣医学講習所」まで遡ります。
2012年(平成24年)、府立大学の旧7学部を4学域へ再編した際に設けられた新しい学類となります。その母体は、日本の産業経済の西の中心都市である大阪府民の要望に応えて、1954年(昭和29年)に設置された経済学部です。また、1959年(昭和34年)に「大学院経済学研究科」が設置されました。
マネジメント学類は、もともと学際的であった旧経済学部の伝統を引き継ぎ、経済学のみならず経営学、会計学、法学、データサイエンス、生産システム科学等の諸学問を教授し、システム的思考力と実践力とを備える卒業生を輩出してきました。
2018年(平成30年)からは、学類内に「マネジメント課程」と「経済データサイエンス課程」を設け、グローバル化やICT等の技術の発展に対応しうる学生の育成に努めてきました。

 

それぞれの歩み