カリキュラム・時間割

 

コースとカリキュラム

コースイメージ図

博士前期課程

年次に応じて、「基礎科目」から「応用科目」へといたる段階的かつ系統的な講義・演習によって、経済学の研究のために必要な知識と分析能力を身に付けます。
「基礎科目」においては、講義形式で行われます。
研究のための幅広い基礎を確かなものとする必要があるので、1年次に重点的に履修し、基礎を確かなものとします。
「応用科目」は、研究と直結する特定された分野に関する知識・最新の研究を学修します。2年次に論文作成に専念できるよう、1年次における履修が望ましいです。
「応用科目」のスタイルは、講義と演習の2つに分かれます。

「応用科目」講義

特定分野の知識・研究を教員が説明します。最新の研究論文を講義参加者全員で読む場合においても、教員による解説が行われます。講義では、既存分析を学修することにより、分析の行い方を学ぶことができます。

「応用科目」演習

講義をもとにし、学生が関連論文を主体的に調べ、学生の発表やレポート作成などが要求されます。教員は、そのアドバイスを行い、論文作成のための知識や能力の修得を促します。演習では、学生が主体的に自身の興味や研究テーマと結びつけて、自主的に研究の行い方を身に付けることができ、学位論文を作成することに役立てることができます。

論文指導について、「修士コース」は2年次の「修了論文指導」により行います。必修で、単位化することにより、1つの「応用科目」のような位置づけと考えます。
このコースの学生は、基本的には進学せずに就職することを想定しているため、論文指導は2年次からとします。論文指導には、学生と教員(指導教員1名と助言教員1名)のコミュニケーションを必須とします。
「博士コース(前期)」は、2年間にわたり、「前期研究指導1・2」を必ず行います。単位化することで指導をより確実なものとします。そして、1年次から論文執筆の意識を持たせ、2年間にわたり「修士論文」を作成します。それらの作成においては、学生1名と教員(指導教員1名と助言教員2名)のコミュニケーションを必須とします。

博士後期課程

質の高い博士論文作成をめざし、そのための講義履修と研究指導を行います。
講義科目は、「分野科目」講義・演習のみにおいて、研究に必要な知識と能力を確かなものにします。講義では、既存分析を学修することにより、分析の行い方を学ぶことができます。演習では、学生が主体的に自身の興味や研究テーマと結びつけて、自主的に研究の行い方を身に付けることができ、学位論文を作成することに役立てることができます。
最低限、1科目の履修なので、1年次における履修でよいため、研究時間を十分確保することができます。
「後期研究指導1・2・3」では、指導教員を主とし、2名の助言教員によって、3年間をかけて博士論文作成を行っていきます。博士論文を構成する複数の論文作成においては、学生と教員のコミュニケーションに重点を置き、助言とその活用のフィードバックを密に行います。

提供科目

博士前期課程

  基礎科目 分野科目
理論経済分野

基礎研究A:マクロ経済分析1

基礎研究A:マクロ経済分析2

基礎研究B:ミクロ経済分析1

基礎研究B:ミクロ経済分析2

基礎研究C:政治経済分析

基礎研究D:計量分析1

基礎研究D:計量分析2

基礎研究E:経済史・経済思想分析

基礎研究F:政策分析

基礎研究G:国際分析

基礎研究H:Issues in Economics A

基礎研究I:Issues in Economics B

基礎研究J:Issues in Global Economy

近代経済理論研究・同演習
現代資本主義論研究・同演習
マクロ経済学A講義・同演習
マクロ経済学B講義・同演習
マクロ経済学C講義・同演習
ミクロ経済学A講義・同演習
ミクロ経済学B講義・同演習
ゲーム理論講義:同演習
行動経済学講義・同演習
複雑系経済学講義・同演習
数量経済分析論講義・同演習
統計理論講義・同演習
計量経済学講義・同演習
経済史・経済思想分野 経済学史講義・同演習
政治経済思想講義・同演習
社会思想史講義・同演習
社会政策論講義・同演習
日本経済史講義・同演習
近代日本社会史講義・同演習
アジア経済史講義・同演習
西洋経済史講義・同演習
応用経済分野 日本経済論講義・同演習
医療経済学講義・同演習
福祉経済論講義・同演習
労働経済論講義・同演習
流通経済論講義・同演習
金融経済論A講義・同演習
金融経済論B講義・同演習
公共政策論講義・同演習
財政学講義・同演習
財政政策論講義・同演習
地方財政論講義・同演習
産業経済論講義・同演習
産業政策論講義・同演習
空間経済論講義・同演習
グローバル経済分野 国際協力論講義・同演習
国際経済論講義・同演習
国際貿易論講義・同演習
国際金融論講義・同演習
開発経済学講義・同演習
世界経済論講義・同演習
東南アジア経済論講義・同演習
外国人労働者論講義。同演習

 

博士後期課程

  分野科目
理論経済分野 近代経済理論発展講義・同発展演習
現代資本主義論発展講義・同発展演習
マクロ経済学A発展講義・同発展演習
マクロ経済学B発展講義・同発展演習
マクロ経済学C発展講義・同発展演習
ミクロ経済学A発展講義・同発展演習
ミクロ経済学B発展講義・同発展演習
ゲーム理論発展講義:同発展演習
行動経済学発展講義・同発展演習
複雑系経済学発展講義・同発展演習
数量経済分析論発展講義・同発展演習
統計理論発展講義・同発展演習
計量経済学発展講義・同発展演習
経済史・経済思想分野 経済学史発展講義・同発展演習
政治経済思想発展講義・同発展演習
社会思想史発展講義・同発展演習
社会政策論発展講義・同発展演習
日本経済史発展講義・同発展演習
近代日本社会史発展講義・同発展演習
アジア経済史発展講義・同発展演習
西洋経済史発展講義・同発展演習
応用経済分野 日本経済論発展講義・同発展演習
医療経済学発展講義・同発展演習
福祉経済論発展講義・同発展演習
労働経済論発展講義・同発展演習
流通経済論発展講義・同発展演習
金融経済論A発展講義・同発展演習
金融経済論B発展講義・同発展演習
公共政策論発展講義・同発展演習
財政学発展講義・同発展演習
財政政策論発展講義・同発展演習
地方財政論発展講義・同発展演習
産業経済論発展講義・同発展演習
産業政策論発展講義・同発展演習
空間経済論発展講義・同発展演習
グローバル経済分野 国際協力論発展講義・同発展演習
国際経済論発展講義・同発展演習
国際貿易論発展講義・同発展演習
国際金融論発展講義・同発展演習
開発経済学発展講義・同発展演習
世界経済論発展講義・同発展演習
東南アジア経済論発展講義・同発展演習
外国人労働者論発展講義・同発展演習

 

時間割