データサイエンス

経済学とデータ分析の融合

人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)に代表される情報通信技術(ICT)の飛躍的な発展やビッグデータの普及は、それらの知識・技術を有効に活用する能力を人々に求めています。本学経済学部は、経済学とデータ分析の融合による高度な情報分析能力を身に付けたサイエンティストを育てることもめざすため、以下の科目を提供しています。

  • データサイエンス入門
  • 計量経済学入門
  • 経済データサイエンス演習
  • 計量経済学 1

 

  • 計量経済学 2
  • 統計解析論
  • コンピュータ講座
  • 計算機経済学

 

 

Pick up!

牛 冰准教授

経済データサイエンス演習では、日本のみならず、世界各国における地域の「生きたデータ」を用いて、データのマネージメントや分析を行います。また、グローバルな視点から国際社会の経済情勢について学びます。授業の前半では、データのマネージメントに必要な統計学及び経済学の基礎知識に重点をおき、統計分析ソフトを用いた解析方法の取得を目指します。後半では、少子高齢化や日本の財政などの社会経済情勢にも視野を広げ、具体的なテーマを取り上げます。私のクラスでは、授業で身につけた知識と分析スキルを活かしながら、学生自身が興味や関心のある研究課題を追求していく能力の育成を目指しています。

牛 冰助教授

 

川原 啓太朗さん

この経済データサイエンス演習の授業で、最も楽しかったことは演習が中心であることです。実際に授業では統計ソフトを用いて繰り返し演習を行い、最終課題では自分が興味のあることについて分析します。難しい定義や説明を聞くのではなく、実際自分の手を使って専門のソフトを操作して、データ分析に触れるというようにアクティブに学ぶことができてとても楽しかったです。この授業で得られた、データを分析する能力、データを読み解くといった能力は今後卒業論文を書くときなどに役立つと思っています。

川原 啓太朗さん