松浦 碧 さん
答えなき問いを追求し、解決できる人になる
松浦 碧 さん
マツウラ アオイ
情報学研究科 学際情報学専攻 博士前期課程
(2025年3月修了)
VRゴーグルを用いた史実探索学習支援システムの開発
私の研究テーマは「オープンエンドな学習空間における史実探索学習支援システムの開発と評価」です。史実のつながりや理解をVRでの探索環境を構築して支援するシステムで、利用者はVRゴーグルを装着し、興味のある史実を選択すると関連する情報がVR上に表れる仕組みです。この時、選択した史実が史跡であった場合にはVR空間上で擬似的に史跡探索ができます。世界中のあらゆる史実に対して情報提示できるのが強みで、探索したいものがない学習者には問い自体をシステムが提示し、探索のきっかけを与えます。そもそも「意味情報と空間情報を対応づけると面白いのでは?」という着想が研究の始まりで、自分も好きな歴史をテーマにした学びの支援を思いつきました。将来は世の中を驚かせるようなものを開発したいと思っています。
大学院では自分の理想像に向け研鑽し、研究に熱中
高校生の頃、地元で好きだったお店が経営不振で廃業するケースを目の当たりにしました。そこで企業の悩みを一緒に解決していくような職業を目指し、大阪府立大学(現 大阪公立大学)の現代システム科学域 知識情報システム学類に入学しました。大学院の進学理由は、大学3年次生の時に始めた研究をやり切ってから卒業したかったから。元々「答えのない問い」を追求することや新しいものを生み出すことが好きで、研究を通して自分に足りなかった思考力がさらに身に付くと考え、情報学研究科・博士前期課程への進学を決めました。大学院は自分の理想像に近づくために努力する時間がたっぷりあるのがメリットです。指導教員の先生から研究成果が認められると嬉しいですが、私自身、研究を大きくしていくプロセスの方が楽しく、充実した毎日を送っています。
※所属・内容は2023年度のインタビュー時点のものです。