研究紹介
学際情報学専攻の事例紹介
准教授 上杉 徳照
人工知能で新材料を創る
これまで材料の開発は研究者の長い経験と鋭い直感に依存していましたが、人工知能技術を活用することで、効率的な材料創製が期待されています。このような取り組みをマテリアルズ・インフォマティクス(材料情報学)と言いますが、第一原理計算によるデータベースと機械学習により材料設計のコストを大幅に削減する技術の開発、素形材の材料特性に影響する製造プロセスの因子を最適化するシステム、自動で金属組織を評価する人工知能の開発に取り組んでいます。


准教授 吉田 大介
ドローンやICTを活用した持続可能なまちづくり
老朽化や人材不足など様々な課題をかかえる都市インフラを、ドローンや地理情報システム(GIS)等のICTを活用することにより、効率的かつ安全に維持管理がおこなえる手法について研究しています。また、このような技術は、防災・減災や地域の見守り、離島や中山間地域への物資輸送、観光資源の新たな魅力発信など、様々な応用と可能性が考えられています。自治体や民間企業と連携し、持続可能なまちづくりにつながる研究・開発について取り組んでいます。


