スーパーシティ研究センター

設置目的

大阪公立大学は、フルラインナップの研究分野の強みを生かし、高度研究型大学として地域の発展と世界レベルの課題解決に貢献する「知の拠点」となるべく、「イノベーションアカデミー構想」を掲げています。公立大学の強みを活かして、自治体との連携により大阪の都市課題解決に貢献する「都市シンクタンク」機能や研究シーズを活かし企業連携により大阪の産業力強化に取り組む「技術インキュベーション機能」を新たな機能として加えています。

 そんな中、アカデミアとして大阪のスマートシティ実装への中心的役割を担い、大阪府内の自治体や民間企業・スタートアップ・NPO・市民・研究機関・他大学など様々な機関等と連携し、スマートシティの実装、ひいては大阪の都市課題の解決を図ることをミッションとして本センターを設置しています。

 また、社会課題に対して研究シーズを活用することで課題解決とともに新たな新技術やサービスの開発にも取り組むとともに、アジアをはじめとした海外拠点との連携により研究シーズや大阪の「未来都市モデル」を海外に展開させ、大阪という都市や本学がスマートシティのパイオニアとしての価値を創出することも狙いとしています。



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センターでの取組概要

『スマートシティの社会実現に向けた”活きた”実験フィールド』

都市課題解決を目的としたスマートシティの実装においては、産官学民が課題を共有し本質を探究することが必要です。当センターは産官学民連携を生み出し、本学の知見・研究シーズを活かしてコーディネートを行っています。

また、イノベーションの創出にはアイディアを「やってみる」、そして「やってみなはれ」と言う事ができる社会受容性が重要です。まずは本学を実証フィールドの場として活用していただくとともに、本学のスマートユニバーシティ化の実現にも取り組んでいきます。

スマートシティの推進にあたっては、スマートシティやデジタル技術活用への理解が必須です。特に大阪府内自治職員等に対して、スマートシティを推進する人材の育成を行っていきます。

さらに、大阪の「未来都市モデル」をアジアをはじめとした海外へ展開すべく、海外拠点との交流・連携を行っています。

 

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スーパーシティ研究センターWebサイト

構成員

センター長

阿多 信吾(情報学研究科 教授)

副センター長

戸出 英樹(情報学研究科 教授)
藤村 紀文(工学研究科 教授)

研究員

区分 教授 特任教授 URA
工学研究科 藤村 紀文
情報学研究科 阿多 信吾
黄瀬 浩一
戸出 英樹
国際基幹教育機構 松井 利之
研究推進機構 東 博暢
北垣 和彦
田中 誠
辻 智
中西 徹
平山 雄太
増森 毅
宮川 潤
関山 泰司
曽根 裕文

客員研究員

役職 本務先 氏名
客員教授

国土交通省
都市局 まちづくり推進課
課長

喜多 功彦
客員教授

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
執行役員

周 磊
客員研究員

日本電気株式会社
文教・科学ソリューション統括部 大学研究第三SLグループ
営業課長

小野寺 雅也
客員研究員

株式会社ガバメイツ
事業企画本部 総合戦略推進部
プロフェッショナル

金本 貴幸
客員研究員

大阪府スマートシティ戦略部
戦略推進室 戦略企画課

課長
狩野 俊明
客員研究員 公益財団法人大阪産業局
新規事業担当/万博共創ビジネス推進部
部長
瀬川 寿幸

スーパーシティ研究センター アドバイザー

機関 役職 氏名
大阪市デジタル統括室
スマートシティ推進担当
課長 豊島 義裕
堺市政策企画部 先進事業担当 課長 手取 祐介

スタッフ

区分 氏名
産官学民共創推進室 増田 佑介
産官学民共創推進室 柴田 美紀

設立年月日

2020年11月1日

SDGsへの貢献

グループ 27

大阪公立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。

本研究センターはSDGs17のうち、「3:すべての人に健康と福祉を」、「4:質の高い教育をみんなに」、「8:働きがいも経済成長も」、「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」、「11:住み続けられるまちづくりを」、「17:パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献しています。

お問い合わせ
  • 情報学研究科 教授 阿多 信吾 (センター長)
    Tel 06-6605-2191 Tel 杉本2191 (内線)
    Eメール ata[at]omu.ac.jp
  • スーパーシティ研究センター事務局 (担当: 柴田)
    Tel 072-254-9181 Tel 中百舌鳥2654 (内線)

    Eメール gr-knky-scrc[at]omu.ac.jp
[at]の部分を@と変えてください。