学科紹介

学科紹介

数学科

すべての科学の基礎であり、共通の言葉である数学。純粋に人間の知的欲求や美意識から生まれた不朽の価値を有する文化でもあります。科学技術の急速な発展や情報社会の高度化が進む現代社会で、基本的かつ普遍的である数学の役割はさらに大きくなると考えられます。社会の要請に応えるべく、数学のさらなる広がりと深化をめざして教育研究を行います。

物理学科

物理学は、系統的な観測、実験および理論的考察を通じて、自然現象の背後に存在する普遍的な法則を追求する学問です。物理学の進展は自然に対する我々の認識を深く豊かにし、産業発展の原動力にもつながります。物理学の理論・実験の両面から理解を深め、未解決の問題に論理的思考と柔軟性を持って挑む、創造性豊かな人材の育成をめざします。

化学科

化学は、さまざまな物質の機能や反応に関する原理を解明し、人類にとって有益な新物質を創製するための学問です。本学科では講義と実験を結びつけたカリキュラムで、物質の構造・反応・機能を原子・分子レベルで理解し、自然科学におけるあらゆる現象を化学的視点から捉える基本的な学力を養成します。

生物学科

生物学は、動物や植物、微生物などのさまざまな生物を分子・細胞から生態系に至る幅広い階層で解析し、生物の進化や多様性の本質および生命現象の普遍性を探求する学問です。本学科では生物学を幅広くカバーする総合的なカリキュラムで専門的知識・実験技術を身に付け、主体的な探求力、洞察力、論理的思考力と問題解決能力を有する人材を養成します。

地球学科

地球学は、地球の過去・現在を学際的に認識し、私たちの未来を的確に予測するための知識や技術を構築する学問です。地球を構成する物質やその歴史的変遷を解明するための知識や方法を、学内での講義・実習・実験と学外での調査実習を有機的に結びつけた総合的・横断的な学びで習得します。これにより環境保護や自然災害防止など地球に関係する分野で活躍する人材の育成をめざします。

生物化学科

生体システムは、生体分子の高度な組織化と多種多様な細胞形成、そして相互の複雑なコミュニケーションを介して構成されています。生物化学では、これらのメカニズムを分子論的に追究します。習得した専門知識や研究技術を活かし、将来的にはヒト疾病の機序解明や予防・治療法の確立、創薬など基礎研究分野での活躍をめざします。