お知らせ

2023年6月12日

  • 研究

上杉 徳照准教授らの研究グループは、AIと協働し匠の技術を継承し、金属の破壊原因を分析するための新たな学習手法を開発しました。

大阪公立大学大学院 情報学研究科の上杉 徳照准教授らの研究グループは、熟練者が分析を行う際に、破壊断面の形状の他に材料などの事前情報を得て判別していることに着目し、破壊断面の画像データと共に金属材料の種類を学習させる新たな手法を提案しました。その結果、材料の種類を考慮せず、断面の形状だけで破壊原因を分析する従来の学習手法では92.4%であった正答率を、98.7%まで、約6%高めることに成功しました。

本研究成果は、日本材料学会「材料」の5月号に掲載されました。

詳細は下記のリンクをご覧ください。

https://www.omu.ac.jp/info/research_news/entry-06383.html