私たちの考え

センターの目的

V-stationは、

  • 学生が社会問題への関心を高め、その問題を解決する主体は自分たち一人ひとりだという意識を持つ。
  • 市民活動に関する社会資源としての大学の潜在能力を発揮し、市民にとって大学を地域に開かれたものにする。

これらを実現することを目的に活動しています。

ボランティアの捉え方

私たちは、センターを通じて取り組む

“自分の意志で(何らかのテーマを持った)社会とかかわる活動”

すべてをボランティア活動と呼んでいます。

講演会に参加するだけの場合も。現場に行き、役に立たなかった場合も。

その意味では、ボランティアが「いいこと」「人のためになること」に直結するとは考えていません。

しかし、いつか

“社会の問題に気づくことができる”

“社会を変えられるような(小さくても)一歩を踏み出していける”

そんな人間になっていけるよう、活動を通じて理解を深め、今後の社会参加の糧にしていってほしいと願い学生に案内しています。

(言うまでもなく、できる限り現場の力になれたら良いとも思っています。)

また、現場に入るにあたり、できる限り「誠実に」活動することが大切であると伝えることを意識しています。

 

もうひとつ、世間でイメージされがちなボランティアについての誤解を解いておきます。

ボランティアで注目されがちな部分として、

  • 時間のある時にするもの
  • 無償でするもの

がありますが、それらはボランティアならではの特徴ではありません。それを言ってしまえば、高校までの部活動と一緒です。

向かう先が社会であったり、他人であったりする。そこが特徴なのです。

とことん打ち込む人もいます。ゆるくやる人もいます。学校の中で過ごすだけでは体験できないこと、出会えない人。そういう世界観で時間を過ごしてみたければ、とりあえずまずV-stationへ訪ねてください。

 

一瞬でも「やってみよう!」と思ったなら何もいりません。その想いだけをV-stationへぶつけに来てください。コーディネーター・学生スタッフが全力で応援します!

MAGICモデル

ボランティア活動を行う上でのモデルとして、“MAGICモデル”というものを考案しています。まず、ボランティア活動に「興味を持つ(Motivation)」。実際に参加して「活動を楽しむ(Action)」。活動を継続して様々なことを知っていく過程で、自らの中の「思いを育む(Imagination)」。それを形にすることで周りに「思いを伝える(Communication)」。それが次の人へとつながり、ボランティアの輪が広がっていく。このサイクルが「徐々に変化する(Gradation)」。これらの頭文字を取って“MAGICサイクル”です。このサイクルが上手く回るように、日々試行錯誤しています。

 MAGICモデルのサイクル