活動報告
2025年7月20日
- すべての人に健康と福祉を
- 住み続けられるまちづくりを
- 陸の豊かさも守ろう
里山のいぶき
■7/19~20にかけて一泊二日で実施
徳島県の山奥にある上勝町にて、里山の安全を守るための活動を行うボランティア活動です。
主催者の方自身も、この上勝町に森林の土地を持つ中で、里山で人びとが安心して生活できる・災害などの有事の際も身を守れるための対策ができないかといった問題意識から、学生に声をかけてくださり、一緒になって里山の防災や暮らしの質向上について考えています。
今回は里山での防災活動の一環として、家屋近くの落石の危険がある場所に防護用ネットを設置したり、上空から地形を撮影し分析できるドローン体験、竹の伐採や薪割りなどの活動に取り組みました。人数も少なく、急な天候の変化で予定変更を余儀なくされた場面もありましたが、主催者と学生で交流しながら楽しく活動することができました。
また上記の活動に加えて、主催者の方が周辺の山を色々と案内してくださり、とても綺麗な滝の景色を一緒に見たり、勝浦郡にある慈眼寺にて「穴禅定」という真っ暗な洞窟をろうそく一本でくぐり抜ける修行体験に参加したりすることができました。参加した学生もとてもよい経験ができた様子で、「また行きたい」という話で盛り上がっていました。
今年の9月19日~21日には、特に新規層の学生に向けて、この里山における問題や取り組みを学びながら、実際に活動も体験してみるような「里山スタディツアー」も予定されています。興味のある方はぜひ参加してみてください!
(記録者:現代システム科学域 教育福祉学類 4年生)
参加ボランティア人数:大学生3人