お知らせ

2022年12月1日

  • 大学院
  • 研究

院生の研究成果:足関節運動速度は歩行速度の規定要因である(D2 金山篤樹さん)

<論文掲載>
 本学のフェローシップ生である金山篤樹さん(総合リハビリテーション学研究科 D2)が筆頭著者として投稿した論文が以下の通り掲載されました!

■ 雑誌名:Healthcare

■ 論文名:Examination of the impact of strength and velocity of the knee and ankle on gait speed in community-dwelling older adults

■ 著者: Atsuki Kanayama, Mayuka Minami, Saki Yamamoto, Toshimitsu Ohmine, Minami Fujiwara, Takayuki Murakami, Shuji Okuno, Ryoga Ueba, Akira Iwata

■ 掲載誌:Healthcare 2022 10(10) 2093

<概要>
 足関節底屈は歩行中の推進力生成に大きく作用する重要な機能です。本研究では、特に「底屈運動速度(素早く底屈運動を行う能力)」が高齢者の歩行速度に強く関わる可能性に着目し、膝伸展機能や底屈筋力との重要性比較を行いました。
 その結果、底屈運動速度は膝伸展機能や底屈筋力以上に重要な歩行速度の規定要因であることが明らかになりました。
これにより、歩行トレーニングとして膝の機能や底屈筋力だけではなく、底屈速度にフォーカスした介入が効果的である可能性が考えられます。

(本記事は,本学 フェローシップ創設事業 のページでも紹介されています)

該当するSDGs

  • SDGs03
  • SDGs04