お知らせ

　9月21日に開催された，2023年度大阪公立大学公開講座（公大講座）の第３回講座に作業療法学専攻の田中寛之准教授が登壇しました。
　公大講座は大阪公立大学の研究者が自身の教育研究内容の一端を紹介し，受講者の方々にさまざまな専門分野について学んでいただくことを目的に開催しています。リハビリテーション学研究科からは「認知症を予防し健康的な生活を維持するためにできること　ー生活リズムの観点からー」というテーマで話題提供させていただきました。

田中寛之准教授のコメント（概要など）

　日々の生活の中で活動と睡眠など、生活リズムの観点からの認知症予防は注目を集めています。生活リズムを安定させることは、認知症を含めた様々な病気を予防するなどメリットが多くあります。本講義では参加者の皆様の生活リズムをともに振り返り、よりよい健康的な生活とは何かを考えていただけたのではないかと思います。
　また、講義内では認知症の予防に資する運動と認知訓練を組み合わせた実技や、実際の健康な方々のデータをもとに、参加者自身の生活を振り返っていただく演習も行いました。実技の活動中には、多くの方の笑顔も見られました。
　今後も、リハビリテーション学研究科から多くの有益な情報を発信できるように努力する所存です。