作業療法学専攻
作業療法学は、乳幼児から高齢者までの身体や精神に障がいのある方々、またはそれが予測される方々の主体的な日常生活能力・社会適応能力の獲得を目的とした治療、支援の理論と技術の体系です。世界作業療法士連盟認可による世界基準のカリキュラムに基づき、急性期医療から地域リハビリテーションに至る実践技術をはじめとした高度な専門的能力を養います。
特徴的な授業
作業療法評価学実習
作業療法評価の目的や意義・手法を、主に実技練習を通じて理解し、修得することをめざします。
学生の声
実技の練習が多く、学生同士や時には先輩に手伝ってもらいながら練習します。
作業科学実習
作業療法の治療手段となる、レクリエーションや園芸活動について、作業実施の計画や指導方法を修得します。
学生の声
福祉農園での実習などもあり、実践的に、楽しく・おいしく学べる授業です。
発達障害作業療法学
脳性麻痺児や知的障がい児、自閉スぺクトラム症児等に対する作業療法を、演習・実習を通して修得します。
学生の声
小テストが多く少し大変ですが、子ども好きにはたまらない授業です。
作業療法学専攻の多様な学び

大阪公立大学作業療法学専攻では、経験豊富な先生達による素晴らしい講義や、模擬実習授業などのハイクオリティな作業療法を学ぶことができます。またこの学科では部活との両立もサポートしていただけるので、最高の大学生活を送ることができます!是非森ノ宮キャンパスへお越しください!

作業療法では、機能回復だけでなく自分らしく生活できるように支援します。そのため、ひとそれぞれの人生観や価値観を大切にし、患者さんとの信頼関係や対話を通してアプローチしていきます。その人の人生に寄り添い「できる」ことを一緒に探していくことも作業療法士の魅力の一つだと考えます。

作業療法では対象者一人ひとりの価値観や生活背景に寄り添いながら、その人らしい生活の再構築をサポートをすることが出来ます。生活に直結するような実践的な支援を行う為、大きなやりがいを感じられるのも魅力の一つです。本学ではそのために必要となる専門的な知識や観点を丁寧に学ぶことが出来ます。
作業療法学専攻のカリキュラム
カリキュラムの内容(専門科目を中心に一部抜粋)
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 |
作業療法学総論 |
作業科学実習 作業療法評価学 身体障害作業療法学(身体領域) 発達障害作業療法学(発達領域) 日常生活技術学 作業療法臨床実習2 |
身体障害作業療法学実習 (身体領域) 発達障害作業療法学実習 (発達領域) 精神障害作業療法学 (精神領域) 精神障害作業療法学実習 (精神領域)
老年期障害作業療法学 |
作業療法学卒業研究 作業療法総合演習 作業療法臨床実習4 地域作業療法臨床実習2 |
取得可能資格
作業療法士国家試験受験資格
作業療法士の国家資格は養成校を卒業するだけでは取得できません。単位等の条件を満たし卒業見込みとなった場合に国家試験を受ける権利である「作業療法士国家試験受験資格」を得ることができます。
臨床実習
医療提供施設(病院)の他、介護老人保健施設、障害福祉施設など複数の施設で、身体障害・精神障害・発達障害など多様な疾患を経験できるように実習が計画されています。
国際交流
作業療法学専攻では近年積極的な国際交流を行っています。
国際交流協定締結校
Queensland University(オーストラリア)
Yonsei University(韓国)
Woosong University(韓国)
交流校
University of Alabama, Birmingham(米国)
Otago University(ニュージーランド)
Flinders University (オーストラリア)
National University of Malaysia(マレーシア)
Perdana University(マレーシア)
Universidad Rey Juan Carlos(スペイン)
Norwegian University of Science and Technology(ノルウェー)
University of Zurich(スイス)
短期留学生受け入れ
Woosong University(韓国)
学生生活に関する具体的な情報は、下記の学生生活アンケート結果をご参照ください。