イベント情報
絶滅危惧種の水草を専門家と観察 「水生植物観察会」を開催!
- イベント
2025年7月12日
附属植物園
大阪公立大学附属植物園は2025年7月12日(土)に「水生植物観察会」を開催します。
水草(水生植物)は水中や水辺に生育するために陸上の植物とは異なる特徴をもっています。今回の観察会では、水草のもつさまざまな特徴を観察する予定です。
- 開催日時
2025年7月12日(土)13時30分~15時00分(雨天実施)
- イベント内容
専門家が解説
理学研究科 厚井 聡(こうい さとし)准教授が、水草と陸上植物の特徴や違いを解説します。
水草の変わった受粉方法の観察
陸生の植物は風や虫が花粉を運んで受粉しますが、水生植物は陸生の植物とは違う送粉様式を示します。例えば、トチカガミ科のセキショウモやネジレモは、水中に沈んで生育し花粉をつけた雄花が水面を移動して受粉します。このように水草の変わった受粉方法を紹介します。
セキショウモの雄花
セキショウモの雌花に雄花が集まっている様子
絶滅危惧種など貴重な水草を観察
本園では、サンショウモ、タコノアシなど近畿地方の絶滅危惧種を中心に数多くの貴重な水草を保有しています。本園がかねてより注力している絶滅危惧種保全の取り組みについてもご紹介します。
サンショウモ
タコノアシ
- 開催場所詳細
大阪公立大学附属植物園 展示・実習室
住所:大阪府交野市私市2000
アクセス:京阪電車交野線「私市(きさいち)」駅下車、徒歩約6分- 対象
どなたでも
- 定員
先着30名
- 参加費
無料(入園料400円は必要)
- 中学生以下無料
- 障がい者手帳、知的障がい者療育手帳および精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方は、手帳の提示により本人と付添の方1名は、入場料無料
- 大阪府在住の満65歳以上の方で、住所・年齢の分かる公的証明書を提示された方は、入園料300円
- 申込方法
当日、12時30分より植物園事務所入園窓口にて参加整理券を配付します。
先着30名様までとなります。参加希望者は窓口にてお申し出ください。- お問い合わせ先
大阪公立大学附属植物園
Tel 072-891-2059(9時~17時)
Eメール gr-bg-info[at]omu.ac.jp [at]を@に変更してください。
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