お知らせ

JST SCORE採択課題の学内実証実験のご報告/ものづくりイノベーション研究所

2022年4月20日

  • 研究

2022年3月14日(月)、中百舌鳥キャンパス B3棟外壁配管にて、申請手続きや課題実施に関わった研究推進課教職員、施設課職員、広報課職員などが見守る中、配管自動検査ロボットの試験走行実験が行われました。

この日は、JST令和3年度「社会還元加速プログラム(SCORE)大学推進型(拠点都市環境整備型)」に採択された「配管自動検査ロボットによるインフラ点検システムの開発」の研究成果のお披露目でした。

ものづくりイノベーション研究所・所長 金野泰幸教授、大阪公立大学工業高等専門学校 土井智晴教授、同 乾伊織研究員の3名が中心となり、研究をすすめてこられました。

水平方向のロボット移動は比較的容易であるのに対し、垂直方向で、なおかつパイプに段差がある場合は技術的に非常に難易度が高くなるそうですが、3回の走行すべて、昇り降りともに問題なく成功しました。

「今後は、小型化・軽量化・直径1mほどの配管にも対応できるようにするなど、更に改良を加え、実用化に向けてチャレンジを続けたい」と力強い言葉で締めくくられました。

試験走行したロボットの写真

(左)6階建ての建物の配管を走行するロボット、(右)試験走行したロボット

金野教授、乾研究員、土井教授の写真

右から金野教授、乾研究員、土井教授

記念撮影の写真

試験走行後の記念撮影

研究内容に関する問合せ先
 大阪公立大学大学院工学研究科 物質化学生命系専攻 マテリアル工学分野
 教授 金野 泰幸
 Tel:072-254-6173
 Eメール:y_kaneno[at]omu.ac.jp [at]を@に変更してください。

該当するSDGs

  • SDGs09
  • SDGs11