お知らせ

リゾーム型研究人材育成プログラム 研究交流会を開催しました

2022年11月29日

  • 教育
  • 学生の活動

2022年11月19日(土)、大阪公立大学杉本キャンパスの学術情報総合センターにて「リゾーム型研究人材育成プログラム* 研究交流会」を開催しました。この研究会は、本プログラムの支援を受けている大学院博士後期課程の3年生および博士課程の4年生の研究成果を紹介し、異分野の専門知に触れる機会や学生の交流の場を提供することを目的としています。昨年度は新型コロナウイルス感染対策のためオンラインで開催しましたが、今年度は対面で開催いたしました。

rhizome_2211_p1

当日は、本プログラム事業統括である重松副学長による開会の挨拶に続き、学生24名が3つのセッションに分かれて研究内容を発表し、議論を交わしました。その後、それぞれの研究内容の概要を記したポスターの前で、学生同士で研究内容の詳細な議論やリゾーム活動を通じて得た知見などの意見交換・情報交換が行われました。

リゾーム支援学生のみならず、博士前期課程や学部の学生、教員も参加し、学生にとっては専門分野以外にも視野を広げるとともに、普段ではなかなか交流することのない異分野の参加者と熱心に意見交換ができ、大変貴重な機会となりました。

【重松副学長のコメント】
異分野で研究に携わっている人との交流を通じて、学生には複合知の獲得や総合知の養成・醸成に役立ててもらいたいと考えています。今後も継続して研究交流会を実施しますので、研究ネットワークや人脈形成に、大いに活用していただきたい。


*リゾーム型研究人材育成プログラム

リゾームとは、地下茎と訳されます。専門分野を深く掘り下げて新たな知見を得ようとする先端研究を、地下深くに伸びて実を成す地下茎にたとえて表現することがあります。一方、地下茎は水平方向にも拡がることができます。研究においても、自身の専門分野を深く掘り下げるだけでなく異分野の専門にも興味・ 関心を持って、 その専門知をも自らの専門分野に取り込み、あるいは、 自らの専門知を異分野に活用することにより、先導的な研究の創生と未来社会の創造に貢献できる人材となっていただきたいという想いを込めて、本学ではリゾーム型研究人材育成プログラムを運営しています。

リゾーム型研究人材育成プログラムサイト

 

rhizome_2211_1

会場の様子

rhizome_2211_3

ポスター展示(1)

rhizome_2211_5

リゾーム支援生による発表(1)

rhizome_2211_7

リゾーム支援生による発表(3)

rhizome_2211_2

重松副学長による挨拶

rhizome_2211_4

ポスター展示(2)

rhizome_2211_6

リゾーム支援生による発表(2)

rhizome_2211_8

参加者による交流の様子

問い合わせ先

大阪公立大学 研究推進課
E-mail:gr-knky-rhizome-su[at]omu.ac.jp [at]を@に変更してください

該当するSDGs

  • SDGs04
  • SDGs17