お知らせ

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) 飯田グループ×大阪公立大学共同出展館 パビリオン外観発表

2023年10月18日

  • 大学からのお知らせ

飯田グループホールディングス株式会社(本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:兼井雅史)は、大阪公立大学(大阪市阿倍野区、理事長:福島伸一)と共同で2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に出展する、パビリオンの外観デザインを発表しましたので、以下のとおりお知らせいたします。

飯田グループホールディングスと大阪公立大学は、「人、社会、地球の健康」をテーマに、持続可能な住まい・暮らし・社会を創造する「未来型住宅」や「まちづくり」の実現に向けて、共同研究・開発を行ってまいりました。大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」は、まさに私たちが目指す未来社会そのものであり、来館いただいたすべての皆様に「幸せ」を感じていただけるようなパビリオンを目指します。

外観コンセプト『サステナブル・メビウス』

「いのち」を紡ぎ、「いのち」を織り成し、「いのち」を育み、「いのち」を夢見るという、「いのち」への想いと希望を「メビウス」のかたちに託しました。西陣織の外装を纏ったこのパビリオンは、未来と伝統との融合、そしてなによりも持続、循環、継承、そして進化であるところのサステナビリティを象徴しています。この「サステナブル・メビウス」がかつてない規模の西陣織建築であることは言うまでもありません。

【施設概要】

敷地面積:約3,500
階数:地下1階、地上2
最高高さ:(4面)約12.3m、(6面)約12.7m
構造:骨組膜構造一部鉄骨造
建設施工:清水建設株式会社
西陣織制作:株式会社細尾

パビリオン外観イメージ

パビリオン外観イメージ

建築設計者コメント

長径24m、短径15mの巨大な楕円形都市モデル(ジオラマ)を中心に、その周囲に全ての展示アイテムが収束する、いわばワンルーム立体展示計画が、極めて包摂的なパビリオン空間の実現を要請するに至りました。これを架構するべく考案したところのメインアーチ、サブアーチ、リングガーター等の曲線構造材による複合的な三次元躯体の形状が、象徴としての「メビウス」をありありと可視化することになったと言えるでしょう。

設計者プロフィール
株式会社高松伸建築設計事務所
高松 伸(たかまつ しん)

高松設計士の写真

<経歴>
京都大学名誉教授、工学博士、日本建築学会会員
アメリカ建築家協会(AIA) 名誉会員、ドイツ建築家協会(BDA) 名誉会員
英国王立建築家協会(RIBA) 会員
1971 京都大学工学部建築学科卒業
1974 京都大学大学院工学研究科修士課程建築学専攻修了
1980 京都大学大学院工学研究科博士課程建築学専攻修了
    高松伸建築設計事務所設立
1997 京都大学大学院工学研究科教授
2013 京都大学名誉教授
            株式会社高松伸建築設計事務所 代表取締役就任

 <受賞歴>
日本建築学会賞、国土庁長官賞、京都府文化賞功労賞
芸術選奨文部大臣賞、都市景観大賞、公共建築賞優秀賞
他多数受賞

本件に関するお問合せ

大阪公立大学企画課
TEL:06-6605-3599
E-mail:kikaku-expo2025[at]ml.omu.ac.jp
※[at]を@に変更してください。

該当するSDGs

  • SDGs07
  • SDGs11