お知らせ

大阪府立大学卒業生の東野 圭吾氏が令和5年秋の紫綬褒章を受章

2023年11月15日

  • 受賞
  • 卒業生の活動

2023年11月2日、令和5年秋の褒章受章者の発表があり、本学前身校である大阪府立大学の卒業生で作家の東野 圭吾氏が紫綬褒章を受章されました。心よりお祝い申し上げます。

紫綬褒章

東野 圭吾(ひがしの けいご)氏 (大阪府立大学工学部卒業)

略歴

大阪府生まれ。大阪府立大学工学部を卒業後、企業でエンジニアとして勤務する傍ら執筆活動を続け、1985年に第31回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。ガリレオシリーズや加賀恭一郎シリーズをはじめ多くのヒット作を世に送り出す。2006年にガリレオシリーズ初の長編『容疑者Xの献身』で、第134回直木賞を受賞。2023年3月、100冊目となる新作『魔女と過ごした七日間』を刊行。著作の国内累計発行部数は1億部を突破している。また、翻訳されている作品も多く海外でも高い評価を得ている。

1981年 大阪府立大学工学部電気工学科卒業
1985年 『放課後』で第31回江戸川乱歩賞受賞
1999年 『秘密』で第52回日本推理作家協会賞受賞
2006年 『容疑者Xの献身』で第134回直木賞受賞
2023年 第71回菊池寛賞受賞

お祝いのメッセージ

辰巳砂 昌弘(大阪公立大学長 兼 大阪府立大学長)

東野圭吾様のこの度の紫綬褒章ご受章を、心よりお祝い申し上げます。

長く文学界で活躍され、著名な卒業生の栄えあるご受章の報に、大阪府立大学並びに大阪公立大学の学長として大変嬉しく思います。東野様が大阪府立大学工学部生として学び、またアーチェリー部の主将として中百舌鳥キャンパスでご活躍されていた頃、私も大阪府立大学工学部に助手として着任しました。同時期を同じキャンパスで過ごした者としても、この度の朗報とご縁に嬉しさを感じます。それから約40年、長年にわたる文壇でのご尽力が認められ、実を結んだものと感服するばかりです。

東野様のますますのご健勝とご活躍を心より祈念いたします。この度のご受章、誠におめでとうございます。

お問い合わせ

企画部 広報課
Tel:06-6605-3411