お知らせ
現代システム科学域「未来デザインコース(FDC)」1期生による卒業研究報告会を実施
2026年2月26日
- 現代システム科学研究科
- 教育
2026年2月10日(火)、現代システム科学域の未来デザインコース(FDC:Future Design Course)の1期生による卒業研究報告会が中百舌鳥キャンパスで行われました。
FDCは、2022年に現代システム科学域の特色あるコースとして開設されました。複数の学問分野を融合的に学ぶことで学士(学術)の学位を取得できます。学生自らが解決したい課題に応じた未来デザイン学修計画を作成し、実践的なフィールドでの活動を通して現代社会の課題解決に取り組むことで、持続可能な未来社会の実現に寄与できる実行力を身につけます。
当日は、菅野 正嗣学域長より「本日が一つの区切りではあるが、研究の成果をこれからの人生に繋げていただきたい」と冒頭挨拶がありました。
続いて、4年生5名の学生から、これまでのフィールドでの実践的な活動を通して感じた気づきや学びから生まれた研究テーマについて成果報告が行われました。

菅野 正嗣学域長
例えば、公立学校での教育実習を通じて、児童生徒からでてくる「わからない」というワードを放置しないために「メンター制度」の導入について検討した学生や、近年の自然災害の頻発から就学前施設での避難訓練や防災保育の重要性を感じ、施設での参与観察とインタビュー調査を通じ今後の工夫や課題について提案をした学生。また、高等学校でのインターンで、2022年新たに必須科目となった「情報Ⅰ」の授業に携わり、教育現場でのさまざまな環境が追い付いていない現状に触れ、視覚障がい者にも対応したウェブアプリ型教材の開発に取り組んだ学生など、発表は、各学生の関心によってそれぞれ特色のあるものとなりました。
牧岡 省吾教授
発表後には質疑応答も行われ、学生、教員から設定した目標に対する指摘や、今後の研究に関する提案など、活発な議論が行われました。
学生からは、FDCでの4年間の学びを通じて「さまざまな場面での発表やインターンなど貴重な経験ができた」、「学際的な学びから視野が広がった」などの声が聞かれました。
最後に、牧岡 省吾教授より「それぞれの個性が色濃く出ていて個人の成長が感じられた。問いを深めることは人生の財産となるので、これからも育ててほしい」との講評があり、終了しました。
今後もFDCでは、「学生自身が目指すべき未来の社会を創造すべくその道筋をデザインし、領域横断的応用力とシステム的思考力を用いて、現代社会の課題解決に取り組み、持続可能な社会の実現を実行できる人材を養成する」という理念を体現すべく、学びを深めていきます。
報告会の様子






| 発表者名 | 発表タイトル |
|---|---|
| 酒井 言羽 | 公立学校における「わからない」の「放置」からの解放 ー「メンター」制度の導入に向けてー |
| 桂 小梨彩 | 就学前施設における避難訓練と防災保育の工夫と課題 ー自ら健康で安全な生活を作り出す子どもを育むためにー |
| 増田 春菜子 | 大阪にある沖縄ーがじまるの会に着目してー |
| 手槌 美友 | コミュニケーションロボットを活用した障害理解教育が就学前の子どもたちに与える影響 |
| 江渕 優樹 | 高校教科「情報Ⅰ」における視覚障害者にも対応したウェブアプリ型の教材開発 |
問い合わせ先
現代システム科学研究科
教授 牧岡 省吾
E-mail:makioka[at]omu.ac.jp
※[at]を@に変更してください。
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