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工学研究科の小木曽 望教授が提案した実証テーマがJAXA宇宙技術実証加速プログラムに選定
2026年6月22日
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工学研究科の小木曽 望教授を代表提案者とし、岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域(工)の髙橋 和教授が共同提案者として参画する研究グループによる提案「学生主導のMBSEによる多機関連携型衛星開発及び先進的帯電・膜面計測技術の実証」が、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「JAXA宇宙技術実証加速プログラム(JAXA-STEPS)」2025年度の教育目的公募に選定されました。本プログラムは、教育機関が有する先端的な技術やアイデアの軌道上実証を通じて、研究開発の加速と次世代の宇宙技術者・研究者の育成を支援するものです。
本研究グループは、学生主導の衛星開発を通じて、先進的な帯電・膜面計測技術の宇宙実証に取り組みます。
提案の詳細
〈実証テーマの名称〉
学生主導のMBSEによる多機関連携型衛星開発及び先進的帯電・膜面計測技術の実証
〈内容〉
近年、宇宙開発・宇宙利用の重要性が高まっており、宇宙産業を支える人材の育成は急務となっています。大学において長年取り組まれてきた学生参加型の超小型衛星開発は、学生が実践的に宇宙工学を学ぶ貴重な場となっています。
一方で、衛星開発には、機械、電気電子、通信、熱設計、姿勢制御、軌道運用など多岐にわたる専門分野が関わるため、複数の大学・研究機関が連携して開発を進めるケースがあり、設計情報の共有、要求仕様の整理、各サブシステム間の整合性確認、開発スケジュールの管理などが必要です。さらに、学生が主体となって開発を進めるプロジェクトでは、参加学生の専門分野や経験が異なることに加え、卒業や進学に伴う担当者の交代が避けられません。ノウハウが十分に継承されないことによる開発期間の長期化が課題となっていました。これを解決するためには、開発プロセスを体系的に記録・共有し、年度を越えて組織全体で継承できる仕組みが重要です。
本プロジェクトでは、システム全体をモデルとして記述・管理するMBSE(Model-Based Systems Engineering:モデルベースドシステムエンジニアリング)を導入します。MBSEを活用することで、衛星の要求仕様、機能、構成要素、インターフェース、検証項目を一元的に整理し、関係者間で共通理解を形成しながら開発を進めることが可能になります。これにより、複数大学にまたがる学生主導の衛星開発においても、情報共有の効率化、ノウハウの継承、設計変更への迅速な対応、開発品質の向上が期待されます。
関連情報
JAXA宇宙技術実証加速プログラム(JAXA-STEPS)2025年度公募の選定結果について(JAXAWebサイト)
問い合わせ先
広報課
Tel:06-6967-1834
Eメール:koho-list[at]ml.omu.ac.jp [at]を@に変更してください。
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