お知らせ

第13回アカデミア創薬シンポジウムを開催

2026年7月22日

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2026713日(月)、本学が主催する第13回アカデミア創薬シンポジウムをライフサイエンスハブウエストでの会場参加とオンライン配信のハイブリッド形式で開催しました。本シンポジウムは、本学の創薬シーズや独自の創薬科学拠点の活動を学外に発信する機会として、2018年から継続的に開催しています。今回のシンポジウムでは、202641日に新たに開設した創薬科学研究科に所属する若手研究者6名が最新の研究成果を紹介しました。
はじめに、創薬科学研究科 研究科長の乾 隆教授が開会挨拶を行い、創薬科学研究科が目指す人材育成や研究推進の方向性、ならびに創薬分野を牽引する若手研究者への期待を述べました。
講演では、浴本 亨講師が計算創薬における分子動力学(MD)シミュレーションと実験データを組み合わせた研究について紹介しました。続いて、河原 一樹講師が腸管病原菌の付着機構に関わる線毛の構造解析に関する研究、大野 祥平助教がインシリコ創薬技術を活用したバーチャルライブラリーからのリード(化合物)探索と薬理活性確認による創薬研究について紹介しました。
そして、西原 冴佳助教がマクロファージのCpG DNA応答を増強する抗菌ペプチドに関する研究について紹介し、坂本 健太郎講師がペプチドによるタンパク質の「サイトゾル」送達について各種新規モダリティの開発に関する研究について発表しました。最後に板倉 正典講師が酸化ストレスやタンパク質凝集を介した病態形成メカニズムの解明と、変性(酸化や糖化)を分解ではなく、新たな機能が与えられた脱構築(デコンストラクション)と位置付けた物質の役割を探索する研究について紹介しました。
講演後には、登壇した研究者6名による質疑応答が行われました。生成AIの創薬研究への活用可能性や新規創薬モダリティ・薬物送達技術の実用化、抗菌ペプチドや付着阻害剤など新たな治療アプローチの応用展開などに関する質問が多数寄せられ、活発な意見交換が行われました。今後の創薬研究の発展に対する参加者の高い期待がうかがえる有意義な議論の場となりました。
最後に、副研究科長の中瀬 生彦教授より閉会挨拶が行われ、各講演に対する総評とともに、創薬研究の発展に向けた「総合知」の重要性、ならびに企業や大学・研究機関との連携を通じた創薬研究拠点の形成への期待を述べました。
当日は、製薬企業やスタートアップ、ベンチャーキャピタル、大学・医療機関など、対面とオンライン合わせて約130名が参加しました。シンポジウム終了後に会場で開催されたポスターセッションでは、研究者と参加者の間で活発な交流が行われ、創薬研究のさらなる発展につながる有意義な機会となりました。

プログラム

開会挨拶
「シンポジウムキーノート」

創薬科学研究科 研究科長 乾 隆教授

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講演1
動きを活用した計算創薬研究を目指して
-静的構造だけでは説明できない機能をどう理解するのか-

創薬科学研究科 計算分子生物学 浴本 亨講師

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講演2
腸管病原菌の定着機構を標的とした構造生物学的創薬研究

創薬科学研究科 創薬構造生物学 河原 一樹講師

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講演3
未開拓3次元ヘテロ環骨格に着目したインシリコ創薬探索研究

創薬科学研究科 標識創薬化学 大野 祥平助教

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講演4
マクロファージのCpG DNA応答を増強する抗菌ペプチド

創薬科学研究科 機能生化学 西原 冴佳助教

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講演5
タンパク質医薬品の適用範囲の拡張:ペプチドによるタンパク質の「サイトゾル」送達

創薬科学研究科 創薬生命化学 坂本 健太郎 講師

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講演6

病態メカニズムと食品機能性の統合的理解に向けた修飾タンパク質の共通分子基盤

創薬科学研究科 病態創薬科学 板倉 正典講師

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閉会挨拶
創薬科学研究科 副研究科長 中瀬 生彦教授
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会場の様子

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問い合わせ先

学術研究推進本部 URAセンター
TEL072-254-9128
E-mailgr-knky-uracenter_n[at]omu.ac.jp
※[at]を@に変更してください。

該当するSDGs

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