生活科学研究科 生活科学部 OMU基金
OMU基金の募集
大阪公立大学生活科学部・大学院生活科学研究科は、現代社会が抱える社会問題の解決に、多様な分野の専門家が関わる必要が出てきた社会的背景の中で、文理融合による総合学際領域である生活科学を探求し続けている研究科です。主には、「ウェルビーイング」の視点から、食栄養、居住環境、人間福祉に関わる多分野の研究者やステークホルダーとのコラボレーションに基づく研究開発を通じて、人材育成や社会貢献を推進しています。特に、人材育成に関しては、QOL プロモーション演習、初年次成績優秀賞など、少人数制の講義と現場を重視した独自のカリキュラムを構成して、優秀な人材を輩出してきました。この度、2022年度に大阪公立大学へと改編したことを契機に、教育研究活動を飛躍的に拡大するために、生活科学部・大学院生活科学研究科として、OMU基金を募集しております。
募集中の寄附
生活科学研究科は、主に、以下の基金を公募しております。
a)生活科学研究科への教育・研究を充実させるため
研究科で独自に取り組む教育研究活動に、利用させて頂きます。 ※OMU寄附金として寄附頂いた金額の1割は、OMU基金全体を運営する管理的経費として支出されます。そのため、寄附頂いた金額の9割が、本目的のために寄附されます。
b)研究科特定プロジェクトのため
現在、以下の研究科特定プロジェクトに対する寄附を募集しております。 ※研究科特定プロジェクトに対する寄附頂いた金額の1割は、「a)生活科学研究科への教育・研究を充実させるため」に、利用させて頂きます。 ※OMU寄附金として寄附頂いた金額の1割は、OMU基金全体を運営する管理的経費として支出されます。そのため、寄附頂いた金額の8割が、指定頂いた研究科特定プロジェクトのために寄附されます。
b-1) 学科横断的演習プログラム【QOLプロモーション】(2024年度)
- 内容
- 学科横断的演習プログラムの実施
- 主担当教員
- 所 道彦
- 募集期間
- 2025年1月まで
- 概要
- 生活科学部は、食栄養・居住環境・人間福祉の3学科で構成されており、それぞれの分野の専門職の養成を行っています。平成18年度から、旧大阪市立大学では、こういった専門職養成に加えて、生活問題に総合的に取り組む人材を養成するために、横断的プログラム「QOLプロモーター養成課程」を展開してきました。このプログラムの特徴は、生活の質(QOL)をキーワードに、学科や専門分野の枠を超えて、共同で学内外での多様な演習を行うところにあります。具体的には、生活科学構内のポタジェ演習や和歌山県紀美野町における古民家改修などを実施しています。なお、このプログラムは、文部科学省のGPとして採択されたものです。新大学でも、OMU基金を活用し、このプログラムを継続・発展することを企画しています。
b-2)デザインフォーラム(2024年度)
- 内容
- 居住環境デザインフォーラムの活動
- 主担当教員
- 小池 志保子
- 募集期間
- 前後期開講科目(2025年1月までに実施)
- 概要
- 居住環境学科は、毎年、学生の学習成果の発表の場として、居住環境デザインフォーラムを開催しています。この居住環境デザインフォーラムは、生活科学研究科の院生や生活科学部居住環境学科の学生が主体となり企画・運営するフォーラムであり、少人数教育を重視する居住環境学科らしい取り組みの1つです。2023年度は、学生の学習成果の発表と展示に加えて、一級建築士事務所『MARU。Architecture』の高野洋平氏、森田祥子氏による記念講演を行いました。支援頂いた寄附金は、居住環境デザインフォーラムの開催費用の他、成果として取りまとめる作品集冊子の印刷費用などで利用させて頂きます。
b-3)設計プロジェクトマネジメント(2024年度)
- 内容
- 設計プロジェクトマネジメントの活動
- 主担当教員
- 中野 茂夫
- 募集期間
- 前後期開講科目(2025年1月までに実施)
- 概要
- 大学院生活科学研究科では、「設計プロジェクトマネジメント」という地域社会の課題解決に向けた授業科目を開講しています。
プロジェクトAでは、泉北ニュータウンを事例に、超人口減少社会におけるニュータウンの再編手法についてデジタル技術を駆使しながら地域調査を実施し、設計提案を行います。プロジェクトBでは、近年減少は顕著な大阪長屋の現状について調査し、リノベーションを含めたデザイン提案に取り組みます。支援いただいた寄附金は、これらプロジェクトの課題に対し、デザイン提案した作品を実現させ、地域社会に還元するための材料費や加工費に利用させていただきます。
b-4) 生活科学部・生活科学研究科における英語による授業・カリキュラムの充実化(2024年度)
- 内容
- 英語による授業・スタディーツアー等の実施
- 主担当教員
- ファーナム・クレイグ、所 道彦
- 募集期間
- 2025年1月まで
- 概要
-
生活科学部・生活科学研究科では、英語による授業の充実化に向けて、英語プログラムを試行的に実施しています。2023年度は、学長部局長重点予算による支援を受けて実施しました。2024年度からは本格的な英語授業に向けた取り組みを進めるとともに、現地学習プログラムとして海外スタディーツアーの実施を計画しています。支援いただいた寄附金は、海外スタディーツアーの実施に必要な旅費、教材作成費、必要機器の購入費に利用する予定です。
b-5) 学生の国際学術交流活動(2024年度)
- 内容
- 学生の国際学術交流活動の支援
- 主担当教員
- 所 道彦
- 募集期間
- 2025年1月まで
- 概要
-
生活科学部・生活科学研究科では、国際的視野を有する優れた学生の育成を図り、学術的な国際交流に資することを目的に、学生の海外での学術研究集会への参加や学術交流活動、研究課題についての海外での事例調査を助成しています。支援いただいた寄附金は、これらの学生の海外活動に必要な渡航費の支援に利用する予定です。活科学部・生活科学研究科では、英語による授業の充実化に向けて、英語プログラムを試行的に実施しています。2023年度は、学長部局長重点予算による支援を受けて実施しました。2024年度からは本格的な英語授業に向けた取り組みを進めるとともに、現地学習プログラムとして海外スタディーツアーの実施を計画しています。支援いただいた寄附金は、海外スタディーツアーの実施に必要な旅費、教材作成費、必要機器の購入費に利用する予定です。
b-6) 生活の視点に立脚したデザインの教育研究 (2024年度)
- 内容
- 生活の視点に立脚したデザインの教育研究
- 主担当教員
- 中野茂夫
- 募集期間
- 2025年3月まで
- 概要
-
居住環境学科では、生活の視点に立脚した居住空間の創造・マネジメントに関わる教育と研究を推進しています。生活の視点から住空間にアプローチするために、住環境デザイン、住生活、住文化、福祉、リノベーションデザイン、データサイエンス、人間工学、建設工学(構造・環境)などの観点から多面的かつ学際的な教育研究を推進しています。
支援いただいた寄附金は、このような生活の視点に立脚した総合的なデザイン教育研究およびキャリアデザインに利用させていただきます。
寄附方法
大阪公立大学生活科学部・大学院生活科学研究科へのOMU基金を希望する方は、次のHP(https://www.omu.ac.jp/fund/explain/)を参照の上、寄附の使途先で「⑧学部・学域・研究科のために」をご指定頂き、「生活科学部・生活科学研究科」をご記入下さい。
なお、生活科学研究科へ寄附頂いた場合でも、税制上の優遇措置を受けることができます。詳細は、次のHPをご参照下さい(https://www.omu.ac.jp/fund/tax/)。
b)特定課題に記載された個々の寄附を希望する方は、以下の【様式1号】を記入の上、特定課題の担当教員に、ご提出下さい。もし担当教員の連絡先をご不明な場合は、「お問い合わせ(https://www.omu.ac.jp/life/contact/)」より、「OMU基金について」をご指定の上、ご連絡下さい。
OMU基金_生活科学研究科寄附申出書
高額寄附者ご芳名一覧表
以下の皆さまに、ご寄附頂きました。お礼申し上げます。※ご芳名掲載に承諾された方のみ掲載しております。
【ゴールド寄附者一覧:50万円以上】
【高額寄附者一覧:10万円以上(50万円未満)】