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2023年6月27日

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世界銀行プロジェクトによるカンボジア王立プノンペン大学教員研修

本学と王立プノンペン大学（RUPP：Royal University of Phnom Penh）は，世界銀行のカンボジアの拠点大学の教育改革を目的とした「高等教育高度化プロジェクト（HEIP: WB-Higher Education Improvement Project）」＊を共同実施するパートナーシップ協定を締結しています。
本プロジェクトの一環として，2023年5月14日～27日に，RUPPの工学部若手教員6名を本学に招き，研修を行いました。同大学の教員の研究指導力や授業の設計の知識を向上させることを目的とするもので，RUPP工学部バイオエンジニアリングのフードテクノロジーを担当する教員（２名）は生活科学研究科（羽曳野キャンパス）で研修しました。
フードテクノジーチームは羽曳野キャンパスおよびりんくうキャンパスでプログラムを実施しました。
それぞれのキャンパスで関係科目を担当する教員からの講義や研究に関する意見交換をするとともに，フードテクノロジーチームの教員には食品加工学実験（3年生）と生化学実験（2年生）に参加していただき，ご指導いただきました。また，食品加工学実験では，乳製品加工（チーズとヨーグルト）と同時にカンボジアの郷土料理（クメール料理）を披露していただきました。
カンボジアと日本の食文化の違いやRUPPとOMUの教育システムの違いなどを共有し，それぞれの大学の教育力・研究力の向上とともに，相互理解と国際的連携を深める２週間でした。

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HEIPプロジェクトについて

本プロジェクト（期間：2021年4月～2024年12月)は、カンボジアの拠点大学の教育改革を目的として行う、世界銀行の「高等教育高度化プロジェクト（WB-Higher Education Improvement Project）」を王立プノンペン大学（RUPP）と本学（締結当時：大阪府立大学）で共同実施するものであり、RUPPが、世界銀行からの資金提供を原資とし、同大学および本学で実施する受託事業。同大学工学部の電気通信、ITエンジニアリング、バイオエンジニアリングの3分野の教育カリキュラム改革実現に向けた取り組みで、RUPPの若手教員の本学での博士の学位取得や、現地での教員対象のワークショップや本学における研修等を実施中。

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王立プノンペン大学（カンボジア）との世界銀行プロジェクトによる教員研修団を受入