お知らせ
2024年10月11日
- 国際
- 学生活動
- 学部・学域/大学院共通
2024年10月4日にマレーシアのプトラ大学より教員1名、学部生20名が生活科学部食栄養学科を訪問しました。
“Kakehashi: Japan Cultural Exchange”
として実施された本学学生とプトラ大学学生の
交流プログラムでは、所研究科長からの挨拶から始まり、
主に3つの活動を行いました。
1)~キャンパスツアー
参加者が3つのグループに分かれて、杉本キャンパス 学術情報総合センターの屋上とカフェテリア、生活科学部棟の和田研究室および給食経営実習室、調理学実習室の見学を行いました。本学教員と学生が説明をし、参加者からはプトラ大学との違いなどについて感想があがっていました。
~ランチタイム~
様々なバックグラウンドをもつ方が参加されていたので、皆さんが安心して食べられるようにランチはビーガンメニューを用意しました。スパイシーな味付けが好評で、皆さん喜んでおられました。
2)OMU X UPM: Knowledge Exchange Session(プレゼンテーション)
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- Professor Shigeo Takenaka,“Japanese foods, focusing our new technology with super-heated steam in food processing and branching and an introduction of traditional dishes in “Shojin”
- Associate Professor Dr. Zulfitri 'Azuan Mat Daud,“Nutrition and Dietetics Issues in Malaysia and South East Asia”
- UPM Students’ Presentation“Malaysian Food and Culture”
午後は各大学からプレゼンを行い、お互いの食文化に関する意見交換を行いました。学生さんのプレゼンでは、マレーシアの多民族国家ならではのユニークな食文化について紹介があり、マレーシアへ行ってみたくなる内容でした。食文化だけでなく、参加された学生さんはそれぞれの民族の民族衣装を着ておられて、とても素敵でした。
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3)Malaysia and Japanese Cultural Exchange(植物由来の原材料を使用したそばとラーメンの試食)
Recreate Japanese food using plant-based ingredients; Tasting Tonkotsu Ramen and Soba made from plant-based ingredients sponsored by FUJI OIL Co., Ltd.
不二製油株式会社のご協力のもと、植物由来の原材料を使用した“とんこつラーメン”とそばの試食を行いました。植物由来の原材料を使用するメリットやその開発過程について説明をいただき、その後、だし、スープ、麺と順に試食を行いました。イスラム教の方は普段豚を食することはないのですが、植物由来の原材料を使用することで、“とんこつラーメン”を初めて食べることができ「おかわりしたいくらいおいしい!」と大変喜んでおられました。
楽しい時間はあっという間に終わり、充実した1日となりました。お互いの学生が英語を通じて交流し、写真を撮ったり、SNSを交換したりと学生ならではの交流も垣間見え、よい刺激になりました。
マレーシアがもつ多様な食文化とそのなかでの栄養課題への対策は大変興味深く、お互いに学ぶことが多いと改めて感じました。今回をきっかけにさらなる交流を深めるべく、次はマレーシアでお会いしましょう!と約束をして解散となりました。
Universiti Putra Malaysia HP